またもや闇サイトを利用した卑劣な犯行   [死刑廃止論]

元世界銀行副総裁・西水美恵子氏へのメッセージ

 

6日、下校途中の女子中学生が身代金目的で誘拐されるという事件が起きました。今回は間一髪のところで犯人(3人)は逮捕されました。しかし、場合によっては第二の「闇サイト殺人事件」に発展していたかもしれません。

 

名古屋市で2007年、帰宅途中の女性が拉致、殺害された「闇サイト殺人事件」の犯人の一人、堀 慶末(よしとも)被告(20127月、無期懲役が確定)は、愛知県碧南市夫婦殺害事件(1998年)の主犯(共犯は2人)であることがその後に判明しました。

 

人の迷惑など微塵も考えない身勝手な犯罪者は、他にも認知されていない犯罪に手を染めていることは十分予想できます。堀被告がそれを見事に証明してくれました。やはり、鬼畜は鬼畜でした。

 

かけがえのない人の命を奪った者に人並みに生きる権利がどこにあるというのか、「取り返しのつかないこと」をした者には、命という「取り返しのつかないこと」で償うのは当然だと、私は思います。

 

「人道外れる死刑制度」の続編をぜひお願いします。

  

 

またもや闇サイトを利用した卑劣な犯行

http://mayonaka-kansyutyou.blog.so-net.ne.jp/2013-11-10

    

時代の風:人道外れる死刑制度=元世界銀行副総裁・西水美恵子

http://mainichi.jp/opinion/news/20120610ddm002070180000c.html

 

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生まれたばかりの4人の子供を捨てた鬼畜の親!   [死刑廃止論]

デヴィ夫人、連日の怒り爆発

 

dewisukarno さんのブログが更新されました。           2013.11.1 10:19

 

ブログタイトル: デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba

記事タイトル: 生まれたばかりの 4人の子供を 捨てた 鬼畜の親!

 

▼ブログを見る

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11661047477.html

 

※更新者によって記事が削除された場合、最新記事が存在しない場合がございます。

※過去日付の記事が公開された場合にも、このメールが配信されます。

※このメールはアメーバ会員で「更新通知メール」の配信を希望されている方に送信しています。

※自動送信されていますので返信はご遠慮ください。

 

デヴィ夫人のブログが更新されたというメールが配信されました。さっそくそのブログを見に行きました。しかし、どういう訳かその記事は存在していませんでした。内容の変更があったのかと思います。しかし、いずれ公開されるはずです。 親としての資格のない者が親になっていることが事件の背景にあります。情けないことこの上ありません(怒!!)。

 

乳児置き去り夫婦 3人捨て1人虐待か

http://news24.jp/articles/2013/10/31/07239408.html

 

親バカ万歳!

http://homepage3.nifty.com/~misty/index.htm

 

バカ親は子どもをつくるな!産むな!  ← 同感!!

http://nippon-end.jugem.jp/?cid=5

 

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デヴィ夫人の東京高裁裁判長批判   [死刑廃止論]

二審も「裁判員制度」にすることを検討すべき!!

 

裁判員裁判の死刑判決を回避した8日の東京高裁判決についてデヴィ夫人は25日、ブログでその考えを表明しました。そして、そのブログを読んだ多くの読者から賛同するコメントが寄せられました。その反響をもとにして今日更新されたブログでは、東京高裁の村瀬均裁判長を強く批判しています。

 

おかしな 東京高裁 村瀬均裁判長  20131030 123209秒   (抜粋)

 

 

「裁判員裁判」は「国民の声」である〝死刑判決〟が第2審で破棄され、〝無期懲役〟に覆されたのは全国で2例目でしたが、なんと同じ村瀬均裁判長でした。

 

コメントの中でも最もたくさんのご意見があったのは〝死刑か無期懲役〟の判決の基準を決して殺された人の数ではなく、どのような残虐な殺され方をされたのかが問題であるということでした。

 

何度も言いますが「裁判員裁判」は「国民の声」です。多くの方々が〝死刑判決〟が妥当だと叫ばれています。

 

裁判員裁判とは、目を覆いたくなるような写真であったり聴きたくない冷酷無残な犯行状況を選ばれた一般の一国民が見せられたり聴かされたりして自分なりに考えに考え抜いて答えを出すのです。

 

その答えをもとに裁判長が判決を言い渡すのが裁判員裁判の本来の姿ではないでしょうか!?

 

死刑反対の思想の持ち主である村瀬裁判長の国民の声を無視した判決はどう考えても国民をバカにしているとしか思えません。  ( 中 略 )

 

仮に裁判員の方たちが事実の認定に明かな誤りがあったなら別ですが、そうでない限りそれに簡単に覆すのはおかしい。いずれにせよ、二審も「裁判員制度」にすることを検討すべきです。アメリカでは残虐な殺人を犯した子供さえ大人の刑法で裁かれます。

 

日本の少年法も改正されるべきです。そうでなければ残酷無残な重大な罪を犯した者に対して、厳罰な処分を下さなければこの先、平気で罪を犯す人が絶えないでしょう。

 

コメントの中にはっきりとした意見がありました。

 

事件の残虐性と、反省や謝罪をしていない事を無視して、前例に倣って下した東京高裁の判決は憲法76条3項に書かれている、「憲法と法律と良心に従って裁判を行う(判決を下す)」に違反している。

 

皆さま、 どう思われますか?

 

 

( 全文はこちら ⇒ http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11655980533.html )

 

東京高裁の判決を みんなで 糾弾しましょう! 

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11650288875.html

20131025 210004秒 (コメント572013.10.30 22:00 現在)

 

【無料メルマガ】東京高裁の判決をみんなで糾弾しましょう! 

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11651516661.html

20131025 130000秒 (コメント452013.10.30 22:00 現在)

   

       ↓日テレNEWS24 より (2013.10.8)

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裁判員裁判の死刑判決を否定した高裁判決に怒り!!   [死刑廃止論]

デヴィ夫人 「裁判員裁判は 国民の声」

 

裁判員裁判の死刑判決を回避した8日の東京高裁判決についてデヴィ夫人がブログで怒りを表明しています。

 

デヴィ夫人のような著名人ともなるとそのブログの反響は凄いものがあります。いじめ自殺問題に関する記事にはそれぞれ数千件ものコメントが寄せられています(最高が9979件)。デヴィ夫人が殺人事件についてブログで書くのは、「広島の凄惨な少女殺人事件、 犯人を少女A少年Bとするな!(2013.7.19)以来、3ヶ月ぶりです。

 

東京高裁の判決を みんなで 糾弾しましょう!     20131024 210004

 

裁判員裁判の選択は〝極刑〟、 殺されたのが一人の場合、 死刑が回避されることもあるとはいえ、今回の事件は将来あるかわいいお嬢さんが冷酷無残な殺され方をされたのです。これが外国だったら〝死刑〟です。殺された人数の問題ではありません!どのような殺し方で 人の命を奪ったのかが問題で外国のように罰せられるべきです。「裁判員裁判は国民の声」です。東京高裁の裁判官はおかしいとしかいえません。

 

これでは、裁判員裁判の意味が無くなります。東京高裁の言い分は「これまでの先例の傾向をみると被害者が1名の強盗殺人でその殺害行為に計画性がない場合には死刑は選択されないという傾向がみられる。この事件においても被害者1名で計画性も認められないことを踏まえると真にやむを得ないものとは言えないと考える」とのこと。ATMでお金を引き出すことに失敗、友花里さんの部屋に戻り火をけたのは、計画性が無いと言えるでしょうか?裁判員裁判の厳罰化傾向に懸念を示していて東京高裁はこれに沿った判断だと言っているのです。

 

裁判員裁判の死刑判決が2審で破棄されたのは全国2例目です。裁判官裁判は国民の声です!裁判員達は無惨な死骸の写真を見て人の心の声を出しているのです!この裁判官は自分の娘が同じような目にあっても同じ判決を下すでしょうか?

 

裁判員制度は罪を憎む国民の声です。国民の声を取り入れて変わったはずの司法がなぜ、その声を否定するような 判断をするのかまったくもって信じられません。

 

東京高検は、21日(友花里さんの命日)に上告被告弁護側も22日に上告しました。美奈子さんは「裁判官裁判の意義をしっかりと最高裁が汲み取って死刑以上の刑が出てくることを期待します」とおっしゃっています。

 

私は今回の判決には大変な怒りを感じています。お嬢様を亡くされたこの萩野ご夫妻を応援しなければなりません。〝極刑〟は国民の声なのだ!今回の裁判の判決はおかしいのだ!と言わなければなりません。

 

皆さま、是非とも国民の輪を広げましょう!

 

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11650288875.html  より(抜粋)

 

北本市・大津市の いじめ自殺問題 悪童連を少年院に送れ!

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11298935138.html  ⇒ コメント 9979

 

学校と 教育委員会は 広樹君を 見殺しにしたのか!悪魔のような行状と モンスター・ペアレンツ

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11305075841.html  ⇒ コメント 7219

 

何故 コメントを削除する!? 汚いアメーバのやり方に憤慨!(追加分)

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11300557187.html  ⇒ コメント 6242

 

この世に 必殺仕事人は いないのか!

http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11302805596.html  ⇒ コメント 5626

   

sd2324.jpg http://dewi-s.com/form/entry.html

 

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奥西死刑囚の再審、11年の歳月を経て却下   [死刑廃止論]

第8次の再審に向けて再出発

 

http://jp.wsj.com/article/JJ10811111455193623967620015100181726647278.html より

 

再審の壁は厚かった。最高裁の決定は当然と言えば当然とも言える。しかし、奥西死刑囚の無罪を信じる人にとってはとても納得できる決定ではないだろう。当然、第7次の再審を求めることになるだろうが、その後「再審決定」となったとしても、そのとき果たして奥西死刑囚がその決定を理解できるかどうか……。

 

http://worldhumanrights.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-d120.html より

 

帝銀事件の平沢貞通死刑囚は、死刑が確定してから1カ月半後の19556月の第1次請求以来計17回(平沢の死後に養子らが行ったものを加えれば計19回)に及ぶ再審請求を行った。しかし、いずれも棄却され、八王子医療刑務所で病死した。95歳だった。39年間に渡るその獄中生活は14142日を数え、確定死刑囚としての収監期間32年は当時の世界最長記録であった。ちなみに今年10月1日、養子の武彦氏は死亡しているところを発見された。54歳だった。

 

歴代の法務大臣は「万が一の冤罪」と「再審請求中の事件で死刑」という点を考えて、自分の在任中は認めず先送りした、と言われている。奥西死刑囚についても同じ経過をたどり、いずれは獄中で病死となるのではないか(現在、八王子医療刑務所に収監されている。87歳)。

 

名張事件。。。

http://worldhumanrights.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-d120.html

 

司法判断に翻弄された52年 奥西死刑囚87歳 名張毒ぶどう酒事件 2013.10.17 18:28

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131017/trl13101718280005-n1.htm 

 

名張毒ぶどう酒事件・最高裁の棄却決定に思う ← 江川紹子氏のコメント

http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20131019-00029050/

 

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死刑執行はどうあるべきか   [死刑廃止論]

「真夜中の看守長 ルナーミッション」における死刑の執行シーン

★死刑執行後、刑務官の多くは「手当ての2万円」をこう使

http://amor1029.exblog.jp/1756956

「執行手当て」の2万円で・・・

刑務官の多くは執行が終わると、その手当てを持ち飲みに行くのでなく、そのまま寺に行き、もらった2万円で死刑囚の供養をしてもらうという。そうでもしなければ、生ある人間の命を断った重みに耐えられないと・・・。

刑務官の心にも深い傷が・・・

ある刑務官は語る・・・死刑囚はその日の朝食がすんだ後まで自分が死ぬことを知らないのです。それは本当にみじめというか、運命というか・・・。執行を指名された私たちは、彼が朝食を終えたばかりのころ、背丈や体重などを考えて、刑壇にあるロープの点検をしているのです・・・考えたら残酷ですよね。

私としては「犯罪者の更生の手助けをする」ことに意義と誇りを感じて、この職業についたです。個人としては、どんな極悪人であっても、生ある命を断つことには反対です。しかし、その私が死刑執行人になったことで、自分自信の無力が情けなくなりました・・・。

法で死刑を定めている以上は私たちは執行を拒む力はありません。その国の法に基づいて執行せざるをえません。したくなければ、この職を辞する以外にはないです。…

河村龍一は、死刑執行のあり方について「真夜中の看守長 ルナーミッション」の中で大胆な死刑の執行シーンを描写しています。あくまでもフィックションとして描いているのですが、これは岡村 勲弁護士の提言を原案としています。

 

死刑制度は絶対に必要 奪った生命を何で償うのか

http://shuchi.php.co.jp/article/555

 

マダオさんから「この本は司法関係の方に一度読んでおいていただきたい」という書評をいただきました。しかし、司法に関わる人だけでなく、広く一般の方にそれを手に取って読んで頂きたいと思います。

 

「読書感想文」について

http://blog.goo.ne.jp/evangeline0026/e/5014676fe20c16d851b1db1fc87f3ad4
 

  河村 龍一()

 

  日本文学館(発行)

 

  第1刷 2012年 31

  第2刷 2012年 8月20日          

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http://youtu.be/qe3ewLcnDgw

   東京拘置所の死刑執行室 (2010.8.27 公開)

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命の尊さは被害者も加害者も同じ(?)   [死刑廃止論]

かけがえのない命を奪った代償として死刑は必要

 

http://news.copy2ch.info/?p=5519 より

 

千葉大生殺害事件の被害者のお母さんは8日、一審の死刑判決が否定されたことを受けて「司法への期待を裏切られた。1人殺害だから死刑を回避するとはよく言えたものだ」というコメントを発表しました。

 

死刑制度に反対している西水美恵子氏の「人の痛み、我が身重ねよ」という主張に従えば、遺族が悲しみに沈みや怒りを抱くのは当然です。そのことは被害者側に立って考えれば十分に理解できることです。そのことが理解できないのは、人の気持ちを思いやるということ(能力)に欠けているとしか言わざるを得ません。

 

映画「刑務所の中」で、「人1人殺して7年なんてやすいもんだ、アハハ」 というシーンがあります。小説「真夜中の看守長 ルナーミッション」の中では、「『覚せい剤使用』とは、うまい作戦を考えたなあ。普通なら死刑になっていたところだ。それがたったの6年。さすが、使える弁護士だなあ。今度、皆さんもパクられたら紹介しますよ。アハハハ」というシーンがあります(194ページ)。これらのシーンは、如何に刑務所が犯罪者たちにとって居心地のいいものになっているかということを物語っています。

 

死刑を免れた者が刑務所の中で如何に反省のない受刑生活を送っているか、その事態を知れば知るほどに怒りが募ります。犯罪被害者の遺族でも死刑に反対している人はいますが、遺族になって初めて加害者に対して言いようのない怒りを抱く人もいるはずです。

 

かつて加害者を弁護する立場であった岡村 勲弁護士は、恨みを抱いた加害者から奥さんを殺害されました。犯罪の被害者の立場になって初めて司法が如何に被害者の存在を蔑にして来たかを実感したといいます。法廷で証言する機会を得た岡村氏は「(犯人を)極刑にしていただきたい」と訴えました。

 

しかし、事件が起きてから怒りを抱いても遅いのです。そういう事件が起きないようにするためにどうすべきかということを考えることが大事です。死刑制度について考えるということがまさにその一つです。決して無関心でいいはずはありません。

 

刑務官の厳しい現実

http://heinonaka2012.seesaa.net/article/370500975.html

 

死刑回避のための常套手段

http://mayonaka-kansyutyou.blog.so-net.ne.jp/2013-07-06

 

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死刑廃止論者の自作自演(?)の投稿   [死刑廃止論]

「〇〇事件の遺族の母親ってすごい高慢なモンスターペアレンツ

 

Q&Aサイトにまったくもって呆れた投稿を発見。

 

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11113172181 より (一部編集)

 

呆れるのは、質問もさることながらベストアンサーを次の回答だとしている点。

 

(回答その1) え?マジでそんなキモイことしているの? 美学のかけらもないね。ただのゴミだね。それにサインする奴もゴミ。大体人を殺すことを強く求めて署名までするってマジでキチガイだろ。アレを常識、普通なことだと思う日本人が多いんだよな。だからこの国はいつまでたっても笑われるんだよ

 

質問者と回答者の息が見事にマッチ。これをベストアンサーとしているということは、もしかしたら死刑廃止論者の自作自演(?)。まったくもって笑止千万。

 

この呆れた投稿に対して、残りの2件の回答は良識のある回答だった。

 

(回答その2) 全く、思いません。 自分の娘が酷い殺され方をしたわけなのだから、当たり前だと思います。

(回答その3) 署名運動くらいで司法権は侵害されませんからご安心を。それを言ったら裁判の当事者でしかも国家資格を持ちながら、判決に後から難癖付ける日弁連の方が悪質だと思いますよ。

    

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千葉大生殺害で死刑判決を破棄   [死刑廃止論]

裁判員裁判で2例目の死刑回避の高裁判決

 

千葉県松戸市でに2009年、千葉大四年荻野友花里さん=当時(21)=を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われた竪山辰美被告(52)の控訴審判決が8日、東京高裁であった。村瀬均裁判長は「被害者が1人の強盗殺人で計画性も認められず、死刑の選択がやむを得ないとはいえない」と、裁判員裁判だった一審・千葉地裁の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。

 

裁判員裁判の死刑判決が破棄されるのは2例目。村瀬裁判長は今年6月、1人殺害のケースで裁判員裁判の死刑判決を初めて破棄した。控訴審が裁判員裁判の厳罰化傾向に、歯止めをかける方向性が顕著になった。

 

村瀬裁判長は「先例をみると、被害者が1人の強盗殺人で計画性がない場合は、死刑は選択されない傾向だ」とし「荻野さん殺害を除けば、人の生命を奪って自己の利欲目的を達成しようとした犯行ではない。強盗致傷や強盗強姦(ごうかん)の前科にも、人の生命を奪おうとまでした事件はない」と述べた。

 

判決によると、竪山被告は09年10月、荻野さんのマンションの部屋に侵入し、帰宅した荻野さんを縛ってキャッシュカードなどを奪い、包丁で胸を刺して殺害して逃走。その翌日、証拠隠滅のため現場に戻って室内に放火した。ほかに同時期の8人に対する強盗強姦や強盗致傷、窃盗罪なども一括審理した。

 

千葉地裁は11年6月、被告が刑務所を出所後3ヵ月弱で犯行に及んだ点を指摘し「殺害された被害者が1人でも極刑を回避する事情とはならない」と死刑判決を言い渡した。

 

東京新聞 2013108日 夕刊 より

 

死刑判決に慎重な判断が求められるのは当然だ。しかし、裁判員が悩みに悩んで出した判決が高裁で覆るという事が続くとなると裁判員裁判の存在意義が問われかねない。

 

被害者の母親は、「死んだのが1人だから死刑を回避するとはよく言えたものだ」という感想を述べている。遺族としてその心情は当然のものだ。

 

どんなに犯した罪を後悔したとしても失われた命は戻ってこない。かけがえのない命を奪った者は、その責任を取るという意味で死刑という刑罰を受けるべきだ。人の命が差別なく尊いというのなら、その尊い命を奪った者こそその命でもって罪を償うことこそ理に叶うというものだ。

 

最高裁の司法研修所は、「死刑判断は先例を尊重すべきだ」と裁判員裁判の厳罰化傾向に懸念を示している。もし、裁判員に選ばれた場合、裁判員裁判には如何にして参加すればいいのか・・・、参加することに何の意義があるというのか・・・、司法の在り方を改めて考えてみる必要がある。

   

「完黙」被告、2審は無期懲役 裁判員裁判の死刑判決、初めて破棄 東京高裁

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130620/trl13062013520001-n1.htm

(msn 産経ニュース 2013.6.20 13:52)

 

何故覆ったか、裁判員裁判の判決

http://blog.goo.ne.jp/yokosukaikeda/e/031456d8029b4e40308d250502da3a51

(2012-02-14 06:00:56)

 

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