書評の果たす役割   [ブログ]

ありがたい書評とありがたくない書評
 

書評は、その本を読まずにその概略を知ることができ、買って読む価値があるかを判断する一つの指標となる。
 
話題になっている本は、多くの人がその書評を書く。そのことがさらにその本の売り上げを押し上げる。それは、行列ができる飲食店ほど客の入りが伸びるのと同じだ。

   
ネットには書評専門のサイトがあり、それぞれの本がどういう評価を受けているかを知ることができる。その評価が
手厳しいものであればあるほど、それが投稿されたということは大いに意味がある。手厳しい批判を浴びているからこそ、その本を読んでみようと思う人もいるかもしれない。
 
もっとも悲しいのは、何の反応もないということだ。少しも話題に上らないということは、著者にとってこの上なく創作意欲を減退させるはずだ。逆に、見知らぬ人から思いもしないような書評が寄せられれば、著者としてこの上ない喜びとなるはずだ。これはまさに、ブログに寄せられるコメントと変わらない。心のこもったコメントはブログを書き続ける励みになる。
    
私は、本を読んで感動したならば、その感動を自分だけのものに留めるのではなく、他の人にも分け与える意味で書評を書きたいと思う。そしてそれは、そういう感動を与えてくれる本の出現を応援することにもなる。
 
執筆活動だけで生活できる作家は多くないはずだ。一人でも多くの作家が苦しい状況を克服してその夢を実現することを願わずにはおれない。   

http://ameblo.jp/miki-coco/entry-11868153439.html より

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