映画「遺体 明日への十日間」 [東日本大震災]
東日本大震災から4年が過ぎました。復興は順調に進んでいると言う人がいる半面でちっとも進んでいないと言う人もします。本当はどうなのでしょうか。原発の汚水漏れが発覚するというようなことがあったりすると、復興が順調に進んでいるとは思えません。
私は、反戦を訴える戦争映画は見るべきだと思うのですが、目をそむけたくなる悲惨なシーンがあるため積極的に見たいとは思いません。しかし、「遺体明日への十日間」は、何としてでも見ようと思っていました。ですので、公開されてすぐ見に行きました。
津波が襲来するシーンがあるかと思っていたのですが、被災者に気遣ったのでしょうか、それはありませんでした。しかし、遺体安置所のシーンには涙を禁じ得ませんでした。
大勢の人が救助活動や復旧活動に従事しました。私も何かしたいと思っていました。しかし、実際には何もできませんでした。できたことと言えば、あの出来事を忘れないように努力することでした。
未だに行方不明の方がいます。一刻も早く家族のもとに戻る日が来ることを祈りたいと思います。合掌
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