検証 「いま、なぜ死刑廃止か」 [ブログ]
死刑には人間としての感情のかけらもない
国家に許される刑罰は、あくまでも人間の権利のなかで行われるべきであって、凶悪な犯罪者が人間の権利をこえたことを根拠に、その犯罪者よりも品位を落としてまで国家が人を殺すことは、もうやめて欲しい。
死刑制度は人権を守るための闘いである。人権とは「ともに生きる」ための最低の条件である。「ともに生きる」ことのできる社会があって、わたくしたちの生存がある。
はじめに より
>死刑には、人間としての感情のかけらもない、もっとも卑しい形骸があるのみである。
「死刑制度は究極的には感情の問題であり」と言いながら、「人間としての感情のかけらもない」と言う。言っていることがちぐはぐ。「卑しい形骸」とはどういうことか。伝わらない言葉の羅列には何の意味もない。「書く」にしても「話す」にしても同様。
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>われわれ一人ひとりが、目的や涙、悲しみを伴うものでなく、人間のもつ名誉や尊敬のすべてを完全に払拭した死刑を維持させている。
「目的や涙、悲しみを伴うものでなく」とは、何のことを言っているのか。死刑のことか。文章としての繋がりがおかしい。テレビの討論番組で喋るのと同様に、著書で書いていることにも言葉に重みがない。
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2014-04-03 18:45
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