「時速1000字で書く技術」   [出版]

わかりやすくて正確な文章を素早く書く力
 

これまで書かれた文章術指南本が目指していたのは、文章が上手に書けるようになることでした。「上手」の定義は本によって微妙に違いますが、目指す方向性はほとんど同じです。ところが、現在の「情報化社会」は、文章を上手に書くことだけを求めているわけではありません。他にも求めているものがあるのです。それが「スピード」です。

 現在、「情報」は驚くべきスピードで世の中を駆け巡っていますが、それに伴って、社会は、文章の作成にも「スピード」を要求するようになってきているのです。「締め切り」の設定の仕方を見ると、それがよくわかります。

 ( 中 略 )

  これまで書かれた文章術指南本は、この「スピード」に対する要求に、必ずしも十分に応えられてはいませんでした。そこで、本書では、こうした要求に応えるために、「時速1000字」のスピードで、素早く文章を書く方法についてお話ししたいと思っています。

 かといって、本書のタイトルにあるように、いきなり「時速1000字」と言われると、ものすごいスピードのように思われるかもしれません。しかし、実際には、一時間で、400字詰めの原稿用紙二枚半を埋めればよいわけです。決して不可能な数字ではありません。ただし、「上手な文章」、本書でいうところの、「わかりやすくて正確な文章」を書きつつこのスピードを実現するとなると、容易でないことも確かです。

 社会や学校は今、この「わかりやすくて正確な文章を、素早く書く力」を身につけることを、みなさんに求めています。本書の目的はその手助けをすることです。

はじめに (2~5ページ) より

後藤 禎典 ()
    

すばる舎   (2008/1/22)

 
 
  
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