冤罪は罪の大小に関らずあってはならない [死刑廃止論]
袴田事件、静岡地裁が再審開始を決定
http://sankei.jp.msn.com/daffairs/news/140327/trl14032714080006-n1.htm より
袴田巌さんが逮捕されてから48年ぶりに自由の身となった。この事件は、死刑判決文を書いた裁判官自身も冤罪を主張している。その裁判官は、「先輩の裁判官の圧力に屈して死刑判決文を書くしかなかった」と告白している。誤りを認めない裁判官が多い中でその告白は極めて大きな意味を持っている。
袴田さんが釈放された背景には、DNA鑑定の技術の発展が大きく寄与している。それが捜査機関の証拠捏造を明らかにした。しかし、それは同時に真犯人を取り逃してしまったことを明らかにした。関係者の責任はこの上なく大きい。
袴田さんは今日、3歳年上の姉・ひで子さん(81歳)とホテルで48年ぶりに朝食を一緒にしたという。しかし、失われた時間は戻ってこない。残された人生の時間を考えるとあまりにも失われた時間は大きい。
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http://www.youtube.com/watch?v=rZ62xP0EX7w
2014-03-28 12:58
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