検証 「いますぐ本を書こう!」 6 [ブログ]
群馬の内堀一夫さん(出会い仕掛人の達人)とは、昨年八月に新宿駅東口の居酒屋でお会いした。
私の『本を読む理由』を読まれたことから始まり、ご縁が深くなった群馬県内の中学校の先生方、大木正さんと新井国彦さんのお二人に紹介された。
内堀さんの有無を言わせぬ人間力とエネルギーによって、大木さん、新井さんのそれぞれの学校を訪れることができた。直接、生徒さんたちとも話ができた。
さらに内堀さんの紹介で、熊本の眞田晴美さんという腹栄中学校の先生とお知り合いになった。
「いますぐ本を書こう!」 (ハイブロー武蔵・著 246ページ) より
>私の『本を読む理由』を読まれたことから始まり、ご縁が深くなった群馬県内の中学校の先生方、大木正さんと新井国彦さんのお二人に紹介された。
「読まれた」、「深くなった」、「紹介された」の修飾関係が曖昧。「私の『本を読む理由』を読まれたことから始まり」は、主語が欠落している。この主語は、「(内堀さんとの)出会いは」だ。ここは、
>(内堀さんとの)出会いは、私の『本を読む理由』を読まれたことから始まり、ご縁が深くなるにつれて群馬県内の中学校の先生方、大木正さんと新井国彦さんのお二人を紹介された。
ではないか。
>内堀さんの有無を言わせぬ人間力とエネルギーによって、大木さん、新井さんのそれぞれの学校を訪れることができた。直接、生徒さんたちとも話ができた。
「内堀さんの有無を言わせぬ人間力とエネルギーによって」が実にわかりにくい。内堀さんと関わる中で学校を訪問することになったということだろうが、その表現はあまりにも仰々しい。
>腹栄中学校の先生とお知り合いになった。
これは、著者のことを言っている。自分のことを言うのに「お知り合いになった」はおかしい。
☓ 私は、〇〇さんとお知り合いになった。 ⇒ 〇 私は、〇〇さんと知り合いになった。
☓ 私は、〇〇さんとお話をした。 ⇒ 〇 私は、〇〇さんと話をした。
校正の段階でどうしてこういう不適切な表現をチェックできないのか。
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>武蔵さんの本を読むのはおやめになったらいかがですか。
ハイブロー武蔵さんの本には共感できるところがあります。だからこそ、私はもっといい本を書いて貰いたくて意見したいと思っています。現時点では、ハイブロー武蔵さんからは何の返事もありませんが、そのうちにあるのではないかと思っています。
by No.2 (2014-04-04 13:24)