「反面教師」に学ぶ [言葉・文章]
読み手に負担をかけない文章が良い文章
「ハイブロー読書術―読めば読むほどツイてくる本の話」 (207~208ページ) より
>こういう本を書く著者は、おそらく人間的にも未熟なんだろうと思う。他人への配慮がない人なんだろうと思う。
十分な推敲もせずに間違った記述の本を出す著者にその言葉をそのまま返したい。
「わかりやすい文章を書く技術」 (樋口裕一・著 21~22ページ) より
倉島保美氏の言い方でいうなら「読み手に負担をかけない文章」が「良い文章」となる。読んでいて「おやっ?」と思うところがあると、もう一度読み返すことになる。一読してすんなり理解できない文章は、読み手の貴重な時間を奪う。そういう文章が「いい文章」であるはずがない。
「編集者はデスマッチができる気力がないとダメ」だと見城 徹氏は言う。村松友視氏氏が直木賞を受賞した「時代屋の女房」の原稿を見城氏は、原稿用紙が真っ赤になるぐらい手直しした。しかし、著者に対して意見できる編集者がどの程度いるものか。著者の言いなりになっている編集者もいるのではないか。
http://mondai-kaimei2011.blog.so-net.ne.jp/2014-03-20-2 より
しかしながら、編集者はいったい何をやっていたのか。こういう馬鹿な編集が出版界にいるから、本の売り上げが低迷するのだ。手抜き仕事、流し仕事。センスが悪すぎる。頭が悪すぎる。矜持もへったくれもない。
出版とは個人の趣味であると考えていたが、こんな浅薄なものを読ませれたのでは、民衆を馬鹿にしているというレベルを超えて、出版への情熱が全く喪失していることを嘆かざるを得ない。それとも、ここにみるべき料理があるとでもいうのだろうか。
カスタマーレビュー 2014/2/6 より
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