「すぐに稼げる文章術」 [出版]
文章力を磨くことは自己投資そのもの
裏表紙 より
裏表紙 より
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http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50704124.html
2014-01-25 08:00
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無料でも書く優秀なライターがネットにあふれている以上、プロとして生き残るにはどうすればいいか。有料メルマガなど、いくつかのケーススタディが示される。しかし、著者自身の例以外は、暗に失敗例だとされている。著者は自分のサイトでYシャツまで売っており、そこまでしている人は他にいないのかもしれない。
世の中、変われば変わるもんだ。「作家になる方法」みたいな本は昔からちょろちょろあって、古いタイプは精神論が多かった。ジャーナリストとしての批判精神を持つとか、そんなことに比重がかかっていた。それが15年くらい前から(バブル崩壊くらいからですかね)「フリーライターになる方法」みたいなタイトルに移行し、こちらは文章の書き方系が多かった。今でもメインはこういう本だと思う。
日本ほど文章を書いて食っている人間が多い国はなく、その「異常」な状態はこれから右肩下がりで解消されてゆく。今現在もこれからも、毎年1割くらいのフリーライターは離職していくのだろう。4年で35%だ。そんな時代はすでに到来している。
この変化にどう対応するか?
by 福地誠blog (2014-01-25 12:13)
>批評などで怒りを書きたい場合は、他人の目に触れる以上、怒りが伝染するように書いた方が良い。ただしただ怒っているだけだと読者は引いてしまうので、必ず読者が共感してくれるような文章を書く必要。
http://busisup.seesaa.net/article/108341746.html
なるほど。参考にしなければ……。
by クレーマー&クレーマー (2014-01-31 12:54)
「すぐに稼げる」とあるが、この「すぐ」というのは極めて抽象的だ。
読むだけで稼げるという訳ではないだろう。読んだ上で実践すれば「すぐ」稼ぐことができるという意味だろうが、そう簡単にいくはずがない。
高橋恵治氏の「3ステップで稼げる文章術」も「稼げる」というコピーは出版社の都合で決まったという。
似たような本が溢れる中で差別化を図るためには刺激的なコピーを付ける必要はあるだろうが、それでも似たようなタイトルになってしまうのはやむを得ないというべきか。
by クレーマー&クレーマー (2014-01-31 14:44)