人生の最期をどう迎えるか   [ブログ]

島倉千代子さん 「人生の最期に素晴らし時間をありがとうございました」

 

今日、75歳で歌手生活の人生を閉じた島倉千代子さんの葬儀と告別式が行われました。大勢の参列者の前で新曲と島倉さんの肉声のメッセージが流されました。亡くなる3日前に収録されたものだといいます。かつてのはつらつとした歌声ではありませんでしたが、命の限りを尽くして歌う姿がそこにありました。そして島倉さんは、「人生の最期に素晴らしい時間をありがとうございました」と感謝の言葉を述べていました。

 

島倉さんは、自分の余命が長くないことを察知していました。そのため新曲のレコーディングも予定を早めて自宅で行ったといいます。現役の歌手として島倉さんはその人生を閉じました。様々な苦労を乗り越えての歌手生活でした。

 

私たちは、いついかなる時に不慮の死に見舞われるかわかりません。東日本大震災のように大勢の人が一瞬に家族に別れを告げることもできずにその人生を終えることもあります。その意味では島倉さんは幸せだといえます。自分の最期に備えることができました。心安らかに眠って頂きたいと思います。

 

自分が年を重ねていけば、両親を含め周りの人も年をとっていくわけだから、自然と身近な人の死は多くなるもので、親のこと、自分のこと、だんだんといろんな“覚悟”をしていかなければいけないもの。なのに「うちの親は元気だから大丈夫」「ウチの親が死ぬはずがない」とか、「自分もどこも悪いところないし」なんて思ってしまって(思い込んでしまって)、なかなか向き合うことってできないものですね。

 

でも、身近なところで不幸があると、「死」ということに真正面から向き合うことになりますね。私も、祖母の死、友人の死、可愛がってきた選手クンのお母さんの死、お世話になった方の死、若い選手クンの死、昨年末から立て続けに大切な人を亡くし、ふっとしたときにいろんなことを考えています。

 

身内に“万が一”のことが襲ってきたときに、私にどんだけのことをしてあげられるのかな。それをするためには、準備をちゃんとしていかなきゃな……などなど。看病や看護をするには、お金や時間ももちろん必要。そして、愛情もなくちゃできません。私の親友も、離れて暮らす母が病気になって以来、週に一度ですが、病院に見舞って声をかけるとともに、父の話し相手になって帰ってきます。それを近くで見ていて、東京で暮らす私が福島にいる親に、どんだけのことができるのかなって……

 

最近は、「できるかな?」じゃなくて、「やるんだ!」だと思うようになってきた。自分が小さいとき、どんだけお母さんに手をかけて育ててもらったか、どんだけ愛情持って育ててもらったか、どんだけ自分のためにお金を使ってここまで大きくしてもらったか、どんだけ自分を犠牲にして私にいい思いをさせてくれたか、それを思い出したら何でもできるって思うのです。

 

http://www.mamakisya.info/archives/8840 より

 

島倉千代子さん、亡くなる3日前に録音新曲で最後の別れ

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20131114-OHT1T00036.htm

 

デヴィ夫人のブログ より

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雪あらし。

今日、地下鉄の中で、年配の女性二人が次のような会話をしていました。
女性A「来年で80歳になったら、保険が満期でおりてくるの。それまで元気でいるわ」
女性B「何があるかわからない。来年まで元気でいるかもわからない。島倉千代子が死んで・・・ホントがっかりしてしまったの」
家に帰ると母が島倉千代子の葬儀をミヤネ屋で観て泣いたと落ちこんでいました。

クレーマー&クレーマーさん、こんばんわ。
時々お邪魔させて下さい。

by 雪あらし。 (2013-11-15 00:51) 

クレーマー&クレーマー

こんばんは、雪あらしさん。コメントありがとうございました。
雪あらしさんのお母さんも島倉千代子さんがお好きだったとか。
私はてっきり亡くなられていたとばかり思っていました。
ご健在なのですね。失礼しました。
お母さんを励ましてください。

by クレーマー&クレーマー (2013-11-15 01:44) 

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