某・矯正管区長からの手紙   [公務員]

思ってもいなかった返信に我が意を固める

 

罪を犯す者の多くは家庭環境や受けた教育に問題があります。満足な教育を受けることができなかったことで犯罪に走る者は少なくありません。教育の崩壊という現実がそういう反社会的な犯罪者を生んでいます。

 

私は、そういう不幸にして罪を犯した者の更生に少しでも寄与したいと考えて矯正の道に進みました。しかし、刑務官という職務を通して理不尽な現実を知るにつけ、「これでいいのか」という葛藤に悩み続けました。

 

そこで私は、当時のある矯正管区長に手紙を書きました。すると、思ってもいなかったことに返事を貰いました。私は現職の刑務官としての意見を表明しただけだったのですが、返事が来たことに本当に驚きました。

 

震える手で封を切って手紙に目を通しました。その時私は、ある不安もありました。すなわち、私の軽率な言動を諌める内容の手紙ではないかということでした。

 

しかし、それは私の不安を払しょくするものでした。自分の信じる道を進むことを後押しするものでした。 (続く)

 

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