「私の10年を返して」 オハイオ監禁事件   [死刑廃止論]

司法取引で死刑回避

 

今年の5月6日、米オハイオ州クリーブランドの民家で、その家の持ち主の容疑者が外出した隙に助けを求めた被害者の声で事件が発覚しました。監禁されていたのは女性3人と6歳になる少女でした。

 

逮捕されたのは、アリエル・カストロ容疑者(52歳)。2002年から2004 年に掛けて3人の女性(14歳から20歳)を自宅に監禁し、そのうちの一人には子供を産ませていました。

 

裁判に掛けられたカストロ被告は、当初は無罪を主張していました。しかし6月26日、検察側との司法取引に同意しました。取引に応じたことで被告は死刑を回避できました。10年間も被告に自由を奪われていた被害者の女性の一人は「今度は被告に地獄を味わってほしい」と語ったといいます。

 

カストロ被告は被害女性を流産させたことによる殺人罪を含め、977件の罪に問われていました。司法取引ではこのうち937件の罪を認めました。これは、計1000年以上の禁錮刑に相当するといいます。罪の重さを自覚させる目的では意味のある数字と言えますが、何とも遣り切れません。監禁した後で全員を殺害していれば事件は発覚していなかったかもしれません。

 

米3女性監禁のカストロ被告、司法取引で死刑回避 終身刑へ

http://www.cnn.co.jp/usa/35035215.html

2013.07.28 Sun posted at 12:44 JST

 

米銃乱射被告、司法取引で死刑回避 下院議員が被害

http://www.asahi.com/international/intro/TKY201208080460.html?id1=2&id2=cabcaiaj

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