「灰色の虹」 [出版]
他人事ではない冤罪を題材にしたミステリー小説
私は、この本についてまったく知りませんでした。書評(カスタマーレビュー)を読んで、まさしくそれは私が読みたいと思っていた本でした。さっそく注文しました。
カスタマーレビュー By C&U
かつてある殺人事件に関わった刑事、検察官、弁護士らが相次いで命を落とした。最後まで無実を主張していた殺人事件の容疑者は、出所後行方不明となっており……
痴漢の冤罪を題材にした映画もあったけど、こちらは更に重い殺人。無実の罪で人生を根底からひっくり返されたら、それはたまったもんじゃない。
しかし、冤罪に関わった関係者たちも、違う視点から見るとおおむねは悪人とは言い切れない普通の人たち。
だからこそ根は深いのか。ミステリーとして見ると、わりと予想できる結末でラストに驚きはなかったけど、一読の価値は十二分にあります。
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2013-01-09 10:51
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