Q&Aサイトの活用 12   [マナー]

礼儀作法・・・「お前がそれを言うな」

  

価値観の相違の文化

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7772182.html?pg=0&isShow=open

質問者:Streseman  投稿日時:2012/10/29 18:08

とあるシンポジムで礼法で有名なタレント的な人と同席する機会があった。礼法などに疎い自分は、とりあえず無礼がないように、地蔵のように座位で硬直状態になっていた。

とりあえず、無礼のないように振舞ったつもりだが、シンポジウム終わりにその人が、ペットボトルのお茶を『ラッパ飲み』したのです。大衆の面前でw。正直、礼法では、『ラッパ飲み』を諌めるものだと思っていたので、その場で、

自分「礼法としてはお茶のラッパ飲みは問題ないんですか?」

礼法「特段戒められるべき作法でもありませんので」

少し違和感を覚えたのが『礼儀作法云々では指摘されないから実行しても良い』という回答で良いのだろうか?

思うに、”礼法とは礼節に叶った所作・処方に制限される振る舞い”のことだと思ったので、その旨を指摘すると、『価値観の相違です』と切り替えられた。

価値観という言葉は便利だが、礼法とは文化との関係性がある社会習俗だと聞き及んでいる。価値観の変容によって社会習俗は必然的に変化するにしても、女性が公衆の面前で『ラッパ飲み』をするのは文化的に”恥らい”の部分で諫められるものではないだろうか?『礼儀作法云々では指摘されないから実行しても良い』という回答で良いのだろうか?

世間では品位・品格などと言いますが、その礼法の人もしばしば品位・品格を論じる人なのです。当方からすれば、公衆の面前で堂々とラッパ飲みする人が礼儀作法・品格などを論説されても納得できないのですが、納得できますか?

(以上、要旨。句読点を修正)

 

この質問には一ヶ月余りで19件の回答が寄せられていました。そこで、私も回答してみました。

  

同感ですね。少なくとも聴衆に背を向けて行うべきでしょう。「価値観の相違」という言い訳は適切でないと思います。そういう言い訳はよく見かけますが、それでは何も解決しないのではないのでしょうか。もっと言葉の重みを考えて発言してもらいたいと思います。

  

この質問者のStresemanさんも言葉遣いに粗雑なところがあります。句読点を欠いたり、「です・である」を混同しています。私はそれを指摘する意味も込めて「言葉の重み」という言い方をしました(Stresemanさんがそれに気付くとは思いませんが)。

  

19件の回答のうち、18件にStresemanさんから補足のコメントが寄せられていました。19件の中には、「専ら質問・回答の専門サイトに議論を仕掛け、サイトを荒らす貴殿が礼儀作法を云々と語る資格はないと考えるのですが…」とか「あんたが礼儀作法・品格を言い出すとわ!!ビックリや!」という回答がありました。

  

そうしたら、Stresemanさんは、「ご集う主義の回答できない人が、反論できないことを嘲笑されて苦しいから、中身ではなく人格批判するのが相場のようですが、それはそれまでのことです 回答に関係性のない無駄な回答、ご苦労様ですw 今後も削除にめげず、がんばってください」とコメントしていました。

     

Stresemanさんは、Q&Aサイトでは3か月間に865件も回答しています(「ベストアンサー」115件)。その回答を見ると、相当に自分の博学ぶりを誇っているようなところがあります。しかし、その回答を批判する声も少なくありません。私は、「知識の有無の前に『人間として』どうなんでしょうか。自己の博識や知識の幅広さを拠り所に他人の無知さを冷笑しているだけにしか感じませんが」というコメントを貰いました。

   

ネットでは相手がどういう立場の人かという事がわかりません。リアルな社会では、そこに一定の礼儀作法が要求されますが、ネットではそれを無視することができます。だからこそ、言いたい放題の事を言える訳です。何の制約もなく言いたいことを言えるという事は素晴らしい事です。しかし、ネットであってもそこにはマナーがあるはずです。それを無視してネットで暴言を吐くことしかできない人は哀れだといえます。

     

言論の自由は尊重されなければいけません。しかし、暴言を吐くことで問題は解決しません。ネットを憂さ晴らしにしか利用できないという事は悲しいことです。もっとネットを有効に活用したいものです。

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