売れない方が儲かるビジネス   [ブログ]

どうしてこれがまっとうなビジネスと言えるのか!!
   
次のような契約はフェアでしょうか。
 
書店で本が売れた場合、出版社は、本の定価の70%を手にします。

一方、本が売れなくて著者がそれを買い取る場合、著者は本の定価の
80%で買い取らなければいけません。つまり、出版社は、本の定価の80%を手にします。
  

果たして、こういう契約は、公正でしょうか。それとも、不公正でしょうか。
 

回答 A 公正(フェア)である。

回答 B 不公正(アンフェア)である。
 

 (補足)
  添付した図表に間違いがあります。
   
200部売れた場合 ⇒ 140,000円+560,000円=700,000円 の収益です。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8766007.html?order=desc&isShow=open   より 
   
 
明らかに不公正(アンフェア)だ。どうしてこれがフェア(公正)であるというのか。売れない方が出版社はうま味がある訳だから売ろうと努力をするはずがない。

  

著者が一人でも多くの人に読んで貰いたいとして販促活動をしているのに、出版社は何もしないということがなぜ公正(フェア)と言えるのか。真っ当なビジネスではあり得ない話だ。
  

出版社において「営業しますよ」という人がいるとしたら、それはいったいどういう営業なのか。売れない方が儲かる訳だから営業するはずがないではないか。

この図表では、300部売れた時点で出版社の収益は最大となり、それ以上売れると収益は減少する。200部売れた時の収益とすべて売れた時の収益が同じだ。どうしてそんなことになるのか。それは、販売による収益よりも著者の買取りによる収益の方が大きいからだ。実に馬鹿げている。

  

図表には2か所に間違いがある。
    200部売れた場合 ⇒ 140,000円+560,000円=700,000円 

  100部売れた場合 ⇒  70,000円+560,000円=630,000円 

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