再犯防止に欠かせない更生保護の重要性 [情報]
再犯防止に貢献する更正保護ボランティアの活躍
全犯罪者の約3割が過去に何らかの罪を犯しているといいます。そういう者(すなわち再犯者)が引き起こす犯罪は全体の約6割に上るといいます。刑務所と一般社会を行ったり来たりしている強者(つわもの)は少なくありません。
「盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律」(1930年、施行)には、常習累犯窃盗罪という罪も規定されています。これは、刑期を終えて刑務所を出ても生活の手段として罪を犯す以外にないという者がいるという事です。
刑務所では再犯防止のために矯正教育や職業訓練をしています。しかし、出所者を喜んで受け入れる職場はありません。真面目に生活している人でも仕事がない状況では出所者が仕事に就けないのは無理もありません。
刑務所の中だけで再犯防止が実を結ぶことはあり得ません。出所者に対する支援体制こそが重要といえます。更生保護制度はそういう趣旨で設けられています。しかし、その制度は一般にはよく理解されていません。それを理解して貰うことはとても意味あることです。
http://blog.goo.ne.jp/butyoublog/e/ce0f7d668fc34ec9b717203e62df1864 より(抜粋)
改善更生と再犯防止~更生保護制度の見直し~
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2006pdf/20061027029.pdf
更生保護を支える人々 ← 法務省のHPhttp://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_hogo04.html
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