「矯正行政の理論と展開」   [出版]

矯正に携わる者にとって必読の書

 

「三金会雑記」99号の原稿提出 (1  2012年02月27 

 

やがて福岡勤務が終わり、再び東京に戻っていよいよ定年退職が近づいた頃、役所の同僚・部下達が、これまで私が法律雑誌などに書き散らしてきた論文類をまとめて「退官記念論文集」を作る話を持ち込んできた。

 

 

もともと仕事がらみで書いた論文でさほど価値あるものとは思っていなかったので、一度は断ったものの、既に内輪で「刊行会」が作られており、印刷する原稿も集まっているとのことなので、その流れに乗ることにしたのである。

 

そして出来上がったのが「矯正行政の理論と展開」という図書である。

 

それまで共著で出版社から何冊か図書を刊行したことはあったが、自分だけの単行本は初めてである。内容に自信があったわけではないが、図書としての外観は六〇〇頁を超える布表紙装丁・箱入りの見栄えのある本に出来上がったので、すっかり気をよくし、その一冊を早速我が学友坂口に贈呈したのである。

 

何気なく贈った一冊だったが、それがその後に思わぬ展開をみせることになったのである。

 

この本を読んでくれた坂口が「この本は部内だけでなく、学者にも読んでもらうべきだ」と言い出し、大学院の恩師だった井上正治先生をはじめ当代を代表する刑事法学者数人にすぐさま献本せよ、と言ってきたのである。幸い「私家版」だから手持ちの冊数に余裕があったので、その言葉に従った。

 

http://blog.goo.ne.jp/tengoro7406/e/e65c253db43076508cd98b09c6ccbdd2 より(抜粋)

 

著者:小野 義秀

出版社:「矯正行政の理論と展開」刊行会, 1989

 
  
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