東日本大震災から2年と4ヶ月 [東日本大震災]
猛暑の夏こそ必要な省エネ対策
2011年3月11日、東北地方はまだ雪が降りしきる寒い冬の中にありました。避難した多くの被災者は、満足な暖房のない中で不自由な生活を強いられました。それから2年と4ヶ月。避難生活を強いられている人はまだ15万人にも及ぶといいます。
震災で福島第一原発が事故を起こし、全国的に電力危機に陥りました。私が住む地域も計画停電が設定されました。しかし、一度も停電になることはありませんでした。運が良かったと言わざるを得ません。不自由な生活を経験することなく現在に至っていますが、被災者をはじめとして不自由な生活を経験した人は少なくないはずです。
それから三度目の夏を迎えました。今年は電力供給能力に余力があるということで全国的に節電の数値目標は設定されていません。しかし、私たち一人一人が不必要な電気を使わない生活を心掛ける必要があることに変わりはありません。
以下、 【東北まぐ】 2013/07/11号 より転載(抜粋)
三年ぶりに海開きを迎える、小さな島の白砂の浜
東日本大震災の時には電気や水道などのライフラインが寸断され、島は一時孤立状態になりました。津波による死傷者はいなかったものの、漁港の岸壁は大きく地盤沈下し、浜には水が見えないくらいの大量の瓦礫が打ち寄せられました。「丸太が何百本と流れて来たんです。その他にも家の屋根とか、魚が入ったままの発泡スチロールとか。毎日毎日、島のじいさん連中で漂流物を手作業で取り除いていきました。ここでは60代は若手だから(笑)」
子供達の持つエサを狙って船を追うカモメ
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http://www.mag2.com/goiken/index.html?mn=touhoku&d=20130711
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