携帯世代の文章表現 [言葉・文章]
自分本位の身勝手な主張
決して携帯世代特有の事ではないと思いますが、最近になってあらためてその言動の身勝手さに呆れてしまうことがありました。
私の知人の一人(女性)は、決して若くはないのですが、携帯世代に属します。彼女は仕事をしていません。そのため生活は困窮を極めています。しかし、それでいて仕事をしようとしません。そこで、食事をしながら彼女の話を聞くことにしました。
食事を私が奢るのは当然なのですが、それでいて私は彼女に僅かばかりの金を支援することを約束しました。そうしたら彼女は私の誘いに乗って来ました。私は、彼女がなぜ仕事をしようとしないのかを聞いてみました。しかし、彼女の言う事はどうにも要領を得ませんでした。よどみなく喋るのですが、言っていることが聞く側としては「なるほど」と思えないのです。
このことはメールでもまったく同じです。喋っている時と同じ感覚でメールしています。いちいち説明しなくてもわかるだろうという思い込みがあるためにメールの文面が実に簡潔すぎるのです。そのためなぜそうなのかという事がさっぱりわかりません。
そこで、メールでその点について質問するのですが、返って来た返事が質問に応えたものになっていません。相手にわかって貰うようにメールするという配慮がまったく見られません。
話すときにはその場の一瞬の判断で言葉を選択しなければいけませんが、手紙やメールは時間を掛けて言葉を選ぶことが出来ます。しかし、彼女はそういう事をしていません。書き上げた(打ち込んだ)メールを読み返すことなく送信しています。これはまさに、話している感覚でメールしているという事です。
送信する前に読み直せば文章のおかしなところに気付きます。しかし、読み返さなければおかしな文章のまま相手に届きます。相手に伝わらないのは当然です。
( 以下、続く )
ますます増える携帯ユーザー 携帯メールのマナーが気になりませんか?
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