どうなるのか日本柔道   [情報]

体罰を認める風潮を改めることが大前提

  

【柔道】全柔連幹部の処分なし!やっぱり園田監督辞任だけ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130201-00000215-sph-spo

スポーツ報知 22()75分配信

ある全柔連関係者は、「選手がJOCに告発したのは、全柔連では握りつぶされると考えたからだろう。これだけの不信感を抱かせたことが大問題。園田監督だけやめさせて幕引きはありえない。世間は納得しないだろう」と全柔連の対応に驚きを隠せなかった。

この日、園田監督の進退伺を受理した斉藤委員長は「強化の責任者として深くおわびをしたい。責任を感じております」と頭を下げたが、今後も強化のトップとして指揮を執る意向だ。上村会長は「彼女たちは日本の中心となる人たち。これで決着をつけて前を向いて先に進んでもらいたい」と騒動に終止符を打つことを望んだ。だが今回、選手たちが告発したのは、園田監督だけでなく、連盟の体質そのもの。自らが不信の目にさらされていることに気がつかなければ、失われた信頼は戻ってこない。

  

今日、園田隆二・全日本女子監督の辞任が認められたことで女子選手15人が代理人を通じて見解を表明しました。それによると今回の訴えは、園田監督個人の責任よりも日本の柔道界の根本的な改革を目指したものであったということです。

  

しかし、全日本柔道連盟の対応はお粗末なものでした。園田監督の責任を問うことなく続投させました。そういう甘い処分で厳しい練習に耐えてきたオリンピックを目指す選手が納得できるはずがありません。様々な批判が挙がって結局は監督辞任という事になりましたが、そのお粗末な対応には呆れるばかりです。

 

根本的な改革のためには思い切って、外国の監督を採用するという事もあっていいという意見もあります。もっともな意見だと思います。オリンピックの誘致を目指す東京にとって今回の不祥事は、本当に迷惑な話です。猪瀬都知事が怒りを表すのも当然です。

   

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大相撲では理事長が弟子の不祥事などで責任をとり自ら身を引いている。時間はかかったものの、いまでは地に墜ちた信用も何とか回復しつつある。柔道が監督の首をすげかえ一時しのぎしたところで、トップを含め強化スタッフなど人心が一新されないかぎり、また同じことの繰り返しになるのではないか。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/626692/


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クレーマー&クレーマー

私たちは、柔道をはじめとする全てのスポーツにおいて、暴力やハラスメントが入り込むことに、断固として反対します。

しかし、一連の前監督の行為を含め、なぜ指導を受ける私たち選手が傷付き、苦悩する状況が続いたのか、なぜ指導者側に選手の声が届かなかったのか、選手、監督・コーチ、役員間でのコミュニケーションや信頼関係が決定的に崩壊していた原因と責任が問われなければならないと考えています。

前強化委員会委員長をはじめとする強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督の責任という形を以て、今回の問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではありません。

今後行われる調査では、私たち選手のみならず、コーチ陣の先生方の苦悩の声も丁寧に聞き取って頂きたいと思います。

暴力や体罰の防止は勿論のこと、世界の頂点を目指す競技者にとって、またスポーツを楽しみ、愛する者にとって、苦しみや悩みの声を安心して届けられる体制や仕組み作りに活かして頂けることを心から強く望んでいます。

競技者が、安心して競技に打ち込める環境が整備されてこそ、真の意味でスポーツ精神が社会に理解され、2020年のオリンピックを開くに相応しいスポーツ文化が根付いた日本になるものと信じています。

2013年2月4日

(以上、選手15名による告発文より抜粋)

by クレーマー&クレーマー (2013-02-07 02:43) 

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