塀の中の厳しい現実   [公務員]

取り締まる努力よりもさせない努力

   

刑務官3年目の所感

http://yaplog.jp/prison-keeper/archive/5

刑務官三年目に突入しました。最近悟ったことがあります。仕事を淡々とこなす人,仕方なく続けている人の違いは,「刑務所に染まっている」かどうかの違いにあります。良くも悪くも刑務所に染まった方々には,この職場は天国に違いない・・・はず・・・

なんなのだろうか,「染まる」がどういうことか説明しにくい。例えば規律違反行為の取り締まりについてですかね。「夜中にトイレの水を流した」「運動時間外に腕立て伏せをしていた」「嫌いなおかずを別の人にあげた」・・・こんなことを検挙するのを馬鹿げていると感じます。そう思う,思ってしまう時点で刑務官失格なのですよw

百戦錬磨の犯罪者に,こんなローカルルール押し付けてもなぁ,とか思いますね,実際。

規律を守らせることにモチベーションを感じないのですよ。実につまらない。そのように,ふと,冷めてしまうのです。そこに使命感を見出せたら,「染まった」人なのではないのかと。

私には無理であります。

でも仕事ですからね。見て見ぬふりはできません。おっ!?腕立て伏せ発見!!

官:「ほっほー,いいのかそんなことをして?」

懲:「いやぁ,腰が悪いもんで」

官:「オレは言い訳を聞きたいわけじゃない。」

懲:「すいませんでした」

官:「いいかぁ!次から気を付けるように!」

よって,私が思うところは,取り締まる努力よりも,させない努力が大事かと。やる気がない中にも,責任感は感じているのですよ。

でも・・・・・・仕事つまんねー

海上保安官が,韓国のアナゴ漁船にさらわれたというニュースを見ました。トンカツ1枚つまみ食いした受刑者を叱り付ける我々とは,同じ国家公務員としてスケールが違いますな(w 海保が「海猿」なら,刑務所はさしずめ「檻猿」といったところでしょうかwww

   

   ( 作 成 中 )

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職員の自由な発言を封じる職務環境

http://heinonaka2012.seesaa.net/article/296456058.html


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