「死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う。」 6   [出版]

評価の別れる著書だと思います。私は、4日かけて読み終わりましたが、まどろっこしい言い方や難解な表現が多く、読み進むのに苦労しました。    

    

        

( カスタマーレビュー その1 )

死刑制度を考えるきっかけとしてお勧めしたい本です。遺族との会話以降、迷走気味になりますが、その過程も含めて参考になると思います。   

    

       

( カスタマーレビュー その2 )

ドキュメンタリータッチ。余計な描写が多かったり、ああでもない、こうでもないと、まどろっこしくて主張がはっきりしない気もするが、それは死刑制度の難解さや不可解さを考えると当然のことかもしれない。明快な論理で単刀直入に理解したい人には向かないかもしれないが、著者と一緒にああでもない、こうでもないと死刑制度について考えてみるにはちょうどいい本。

       

        

( カスタマーレビュー その3 )

やはり遺族の言葉をもっと聞くべきだろう。死刑囚に感情移入できるのだったら、なぜ遺族にも感情移入しないのか。あれだけ凶悪犯たる死刑囚に愛情を注ぐのだったら、どうして殺された人たちにも愛情を注がないのか。そこがまず一点。次に終盤になってなぜ唐突に絶叫調になって死刑廃止を叫ぶのか。映画監督のわりにストーリー展開がめちゃくちゃだ。映画にたとえるならラスト5分でいきなり脈絡なくまとめにはいる展開といえる。また最後に登場する松村氏との対話は圧巻だ。松村氏の説得力ある語り口に作者の言葉はどんどん上滑りしていく。ここだけ読んでも充分価値がある。結局この本は素材だけ読者に提供してあとは読者に判断を委ねればよかったのではなかったか。   

          

「死刑」(森達也著)を読んで 

http://blogs.yahoo.co.jp/hiroshikey66/54087270.html


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