今年の夏の省エネ対策の実態   [省エネ]

「もったいない」の底力を   東京新聞 2012919

 「節電のため、照明を消させていただきます」-。車掌さんの声が電車内に伝わってきた。朝の通勤時間帯でのことだ。新聞を読むのに何の不自由もない。

 無駄なエネルギー消費はもったいない。そんな意識をだれもが呼び覚ましたのだろう。昨年の東京電力福島第一原発事故を境に日常化した車内の消灯に文句をつける人は見当たらない。

 その「もったいない」は今夏の節電で鮮やかに底力を発揮した。原発依存度が高いため電力不足を声高に口にしてきた関西電力も、家庭や企業の節電の後押しで暑い夏を乗り切った。

 「もったいない」は日本のモノづくりも支えている。今、その歩みを振り返る好機ではないだろうか。

 たとえば一九七〇年代の石油危機。自動車業界は原油価格の暴騰に対抗するため、省燃費の小型車を開発した。九〇年代には湾岸戦争が警鐘を鳴らした過度の石油依存から脱しようと、エンジンと電気モーターの二つの動力を持つハイブリッド車を実現させた。

 「もったいない」はコストや品質面からも世界で評価され、日本の稼ぎ頭に成長した。こうした挑戦を太陽や風などにも向けられないものか。もっと上手に使いこなさないと貴重なエネルギーが無駄になる。

 政府の脱原発路線に失望している日本の経済界に、降り注ぐ太陽の光や熱、そして風の力などを引き寄せる世界の勝者になってほしいと思う。 (羽石保)  

       

       

福島第一原発の事故に伴う電力事情の悪化により今年の夏は厳しい省エネ対策を各方面が余儀なくされました。そこで私は、今年の夏の省エネ対策について取材の依頼を読売新聞に資料を添えて依頼しました。しかし、読売新聞から色よい返事はもらえませんでした。  

         

新聞社やテレビ局が何を取材してどう報道するかは報道する側が判断することです。報道する価値がないとして取材しないというのならそれを受け入れざるを得ません。しかし、取材だけでもしてみてそれから報道するかしないかを決定してほしいと、私は思いました。  

          

新聞社には期待できないことがわかりました(あくまでも一社ですが)、今後は別の手段を考えて問題の核心に迫ろうと思っています。果たしてどうなるか・・・  

        

NHKスペシャル/未解決事件file.02 オウム真理教』を検証する

http://www.circam.jp/reports/02/detail/id=3275

オウムの暴走を止められなかったマスコミ

◆◇◆欠落していたマスメディアの問題◆◇◆

オウム真理教は1989年に『サンデー毎日』の特集(19891015日号から1126号までの計7回)で糾弾されたが、テレビは1991年には時代を代表する新宗教として討論番組やバラエティー番組に登場させた。地下鉄サリン事件後も、教団幹部らを出演させ、教団側の主張をそのまま放映した。この問題は過去のものではないようだ。警察とオウムの攻防を描いた第3部では、偽証罪で懲役3年の刑に服した元幹部の上祐史浩を画面に大きく登場させ、武装化の実態を語らせた。これについて滝本は、「上祐をあんな形で出すとはなにごとだ。-真実脱会したならば、宗教を伝える立場ましてオウムでの人的関係を使って団体なぞ作れる立場でないことは当然のこと。(後略)」と憤る。

      

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。