不祥事の隠ぺいは暗黙の事実（？）

隠ぺいせざるを得ない（？）警察官の不祥事

オリンピックの報道一色でいじめ問題がかすんでいます。いじめ事件の渦中にある大津の中学校は、夏休みに入ったこととオリンピックの時期に重なったことでホッとしているのではないでしょうか。

子供のいじめ事件と同様に警察官の不祥事も後を絶ちません。その警察官が集団で同僚の女性にセクハラ行為に及んでいました（神奈川県警！！）。まったくもって何たることかと思います。子供が未成熟のままに警察官になったと言っていいと思います。こういう警察官が人の親になった場合、どういう教育を子供にできるのでしょうか。「いじめがどうして悪い事なのか」を教えることができるのでしょうか。

教師と同様に警察官の不祥事の中には、信じられないものが少なくありません。かつて警視庁の巡査（２０）が、公務中に女性に暴行を働き殺害するという事件がありました（1978年1月10日）。この事件では、すぐに犯人は特定されて逮捕されましたが、死刑を求刑されながらもやはり判決は無期懲役でした。

殺人犯の警察官がいるぐらいですので、窃盗を働く警察官がいても少しも不思議ではありません。しかし、大した金額でもない物を万引きする警察官に至っては、まったくもって情けなくなります。これは明らかに、警察官としての資質に欠ける者が警察官になっているということの証に他なりません。

警察官としての使命感に燃えて勤務している警察官もいる半面で、とんでもない警察官がいるのが否定できない現実なのです。やはり、そういう警察官がいるということは、教育の崩壊によるところが大きいと言えるかと思います。

現場の警察官を監督する立場にある監督者にとっては、部下の不祥事は悩みの種と言えるでしょう。やみくもに不祥事が続くとなると、隠ぺいしたくなるのも心情としては理解できます。隠せるものなら隠したいというのが人間の心理だと思います。

あるサイトで、捜査で押収した違法な物品が果たして公正に処分されているのか、という問題提起をしていました。違法なＤＶＤや薬物が横流しされていないと言えるのかという訳です。果たして実態はどうなのでしょうか。

世田谷・制服警官の女子大生暴行殺人

http://yabusaka.moo.jp/keikan-boukou.htm

警視庁立川署警官、女性射殺し自殺

http://ww6.tiki.ne.jp/~funabashi/tachikawashasatsu.html

静岡県警の磐田署が、署員の詐欺・窃盗・盗撮を隠蔽？

http://blog.goo.ne.jp/jp280/e/ad6c60f810bbe906e381bccd668c1974