東日本大震災から3年と3カ月 [東日本大震災]
苦悩する自治体
職員の疲弊 重責抱え燃え尽きも
「町の農業の再興のために必要な事業だと心底思って取り組んできました」
定年退職まで1年を残し、なぜ死を決意しなければならなかったのか。男性の妻は「思い当たることはない」と声を詰まらせる。
ただ、同僚らによると、農家から事業の同意を取り付ける際に難航するケースや、事業の実施が決まっても、農業者の高齢化が進む中で思うような営農計画が策定できない地域もあるなど仕事面で苦労していたという。
同町にとって圃場整備は約30年ぶりの大事業。多額の税金が投入される中で「失敗できない」という重圧があったのかもしれない。
各自治体では職員のストレスチェックや個人面談、管理職研修などを通じてメンタルヘルスのケアに努めているが、山田町の職員のように見過ごされるケースも出てしまう。
大塚特命教授は「今対策を打たないと患者がさらに増加する危険もある。体と心のトータルの健康管理が重要。誰でも心の病を患う可能性があるとの前提に立って、職場全体の態勢づくりが求められる」と訴える。
http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/saiko/saiko140527.html より
http://www.iwate-np.co.jp/index.html
言葉を失う被災地の惨状
http://mayonaka-kansyutyou.blog.so-net.ne.jp/2013-08-17
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