「十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男」 西村 京太郎   [ブログ]

薄利多売の人気作家業(?)

 

これに限らず、ここ最近西村氏の十津川警部シリーズには、歴史を絡めたものが多く見受けられる。そしてそのすべてが駄作。とにかくつまらない。推理小説としても、歴史小説としても、三流。

 

西村氏の作品は好きで、昔から全ての書籍を読んできた。かの名作(迷作?)名探偵シリーズからの愛読者だ。

 

歴史について、大した知識も無いのに受け売りの内容を蘊蓄っぽく登場人物に喋らせる。でも、ろくに知らないから、とても薄い話か、一方的な見方からだけの個人的な歴史解釈に終始する。

 

とりあえず売るために十津川警部たちを登場させているだけになってしまっているので、事件や推理も非常につまらない展開。歴史の蘊蓄を話すだけの自己満足な本になってしまっている。

 

も、歴史物を書く才能がないと受け入れて、昔のようなトラベルミステリー作家に戻って欲しい。時刻表を使った話など最近ほとんどないし。年に何冊も本を出し過ぎているから、取材の時間も取れないのかも。

いろんなしがらみがあるのだろうけど、もっと出版数を減らして、一冊一冊の中身を充実させて欲しいです。
                                                      歴史から離れましょう  2011/12/29  By るるぷー)

カスタマーレビュー より

 

トラベルミステリーの第一人者で、十津川警部の生みの親として知られているのが西村京太郎氏。その作品は300を超え、テレビ各局がそれをドラマ化している。

 

毎回、殺人事件が起きて、その犯人は誰かというストーリーが展開される。しかし、時として、犯人が事件を起こす動機や犯人逮捕に結び付くきっかけが、不自然なものであったり偶然過ぎるものであったりする。これは人気作家であるがために、取材や執筆に充分な時間を掛けていられないということが考えられる。
 
  
作家は、書くことをやめたら作家ではなくなる。作家であり続けるためには書き続けなければならない。しかし、あまりにもたくさんの作品を書いていれば、その一つ一つに十分な時間を掛けることはできない。粗製乱造という誹りを受けるのも当然だ。

 



土曜ワイド劇場
「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官 伊豆急リゾート21号パノラマ展望車で殺された女!箱根ゴールデンルート空と湖の逆転アリバイトリック」 
   (53日放送)ネタバレ批評(レビュー)

http://mysterytuusinn.seesaa.net/article/395076515.html

 
  
 にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村
 img_3caf98116a4854dd245de23c0c24aa42289497.jpg 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。