「エッセイを書くたしなみ」   [出版]

豊富な経験に裏打ちされた著者の自信作

 

 前作の『エッセイを書きたいあなたに』がやや概論的だとするなら、今度の『エッセイを書くたしなみ』は実践編であるといえる。両方をあわせ読んでいただきたいのが私の願いである。

 それにしても、五年のあいだ、毎月、テーマを見つけるのはたいへんだったが、KEG(木村治美エッセイストグループ)の仲間やエッセイ教室の受講生に助けられた。合評会において彼女たちの作品を読み、鋭い批評をきいていると、いつもなにかしらのテーマが拾えるのであった。私自身が書くエッセイを自省をこめてのヒントとなったは、いうまでもない。

 そのようにして書き続けてきたので、どの項目も机上の空論であるはずがなく、エッセイストを目指す人びとに、具体的に役立てていただける内容であると信じている。

まえがき (7~9ページ) より

  

木村 治美  ()

文藝春秋    (1995/11) 

 
  



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担当編集者

「エッセイを書いてみたいけれど、どうしたらうまく書けるだろうか?」こう思っている方に絶好の書が、この『エッセイを書くたしなみ』です。長年にわたってエッセイ教室の講師をつとめている著者の豊富な経験を踏まえて、執筆されたこの本には、「エッセイの定義」に始まり、「文章上達の三要件」「テーマの決め方」「題のつけ方」「読者の好奇心を引く書き出し」「引用のマナー」「会話の効用」「終わり方の工夫」……など、実際に役に立つ記事が満載されています。(H)

by 担当編集者 (2014-04-07 13:06) 

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