第90回 かち歩き大会 新宿⇒青梅 43㎞ [日記]
またしても完歩ならず
明日、東日本大震災から3年目のその時を迎える。その2日前の昨日、(公)青少年交友協会主催のかち歩き大会(年2回開催。今回の参加者約1,300名。23キロコースを含む)に参加した。今年で3回目の挑戦だが、過去2回は途中で完歩を断念している。今回は「3度目の正直」と思って臨んだのだが、またしても過去と同じ結末に至った。
スタート時点では、先頭グループの中にいたのだが、15キロの第一チェックポイントを経過してから先頭グループについていけなくなり、その間隔は広がる一方だった。同時に、後続のグループからも次々に追い抜かされていった。その中には、70代と思えるような人もいた(女性もいた)。そういう人がさっそうと歩いて行くのを見ていると、歩くことは常日頃の鍛錬が大事であることを思い知った。
車をもっていないため日常的な移動には自転車を利用している。歩いて数分のコンビニに行くにも自転車を利用する。ほとんど歩くことをしていない。これでは43キロを完歩することは無理だ。20キロを過ぎたころからであろうか、歩くのが相当にきつくなった。道端に腰を下ろして休憩しようかと思ったが、その時点でそういう人には誰にも出逢わなかったので、なんとか我慢して歩くことにした。
このかち歩き大会には、23キロのコースもある。43キロのコースのグループが先に歩き、その後を23キロのコースのグループが歩く。体力が相当に参って来たのは、23キロのゴールを間近にした時点であった。そのため、23キロは完歩しようと決意して歩いた。そして、一度も腰を下ろして休憩することもなく23キロは完歩できた(4時間30分)。既に23キロのゴール時点で、43キロ歩くことを断念して休憩している人も何人かいた。
この日、天気はよかったが、風が冷たかった。歩いているときには厚着をしていたこともあって汗をかくぐらいだったが、休憩しているとやはり寒さを感じた。休憩しながら一緒に参加した知人を待った。しかし、なかなか来ないので電話したところ、何と彼も歩くことを断念していた。15キロ歩いた時点で腰を痛めて断念したという。
過去2回も43キロ完歩を断念しているが、1回目のときは並んで歩いていた知人が足を痛めたために彼に付き合って完歩を断念した。2回目の去年は、体調が悪くなって来たことに加えて、思いもしない砂嵐という自然現象に見舞われたために、それを口実にして完歩を断念した。
しかし、今回の断念は完全に体調不良によるものだった。23キロのゴール地点から電車で帰ることにしたが、駅まで歩くのがこの上なくきつかった。途中で何度も休憩しながらようやく駅に辿り着いた。自宅に帰り着いてホッとしたが、部屋の中を移動するのも容易ではないほどに容態は悪化していた。
一夜明けた今日、ほとんど容態は回復していなかった。腰を下ろしている分には何の支障もないが、立ち上がって移動するのはかなりきつい。さて、これがいつ回復して普通に歩けるようになるか。これからは、歩くことをトレーニングの一環としたい。
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