「ビジネス本作家の値打ち」   [出版]

粗製乱造の出版界への問題提起の一冊
 
 
当代随一の「ビジネス本の目利き」が、今をときめくベストセラー作家約40人を論評、その主要作品(総数232点)を「100点満点」で採点する、前代未聞のブックレビュー!

 ■「はじめに」より
・ビジネス本の世界では、粗製乱造がまかり通る。
・ビジネス本のベストセラーは“作られた”ものである。
・ビジネス本には言論、評論がない。
……このままでは、ビジネス本はダメになる!
「ビジネス本バブル」の現状を憂う著者が、意を決して本邦初の「ビジネス本評論」に挑む。

 ■ベストセラー作家約40人を一刀両断!
・勝間和代「著作をツールに、さらなる『大衆ウケ』を狙う、希代の野心家」
・橘玲「天才的な思考実験による、ラディカルな金儲け法の提唱者」
・苫米地英人「エンターテインメントとしては一時期の落合信彦を超えた感がある」
・本田直之「最小の努力で最大の効果を上げる――という『レバレッジ理論』の、もっともわかりやすい体現者」
・山田真哉「ベストセラー作家たらんとする執念にも似たモチベーションにおいて、ビジネス本界でも唯一無二の存在」 and more……
内容紹介 より
 
どう見ても商品としての価値が低い作品を、関係者や身内が激賞し、amazonランキングや書店ベストセラーランキングを操作し、一部の出版社は部数を水増し発表して、「ビジネス本のベストセラー」は作られる。          (10ページ)
 
水野 俊哉  ()
   
扶桑社 (2010/6/18) 
 
  
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コメント 3

kmee

本を出すだけなら、(金さえあれば)だれにでもできます。
中身を徹底的に推敲してくれる編集者ばかりでもありません。
そもそも編集者がいなくて、原文ママということもあるでしょう。
本になっているからといって、良文とは限らない、ということです。

by kmee (2014-01-23 10:19) 

トップ屋

深い分析なし、突っ込み甘し、企画も人選も全然面白くなし
こんな本作ってるから出版文化は駄目になんの
編集者はCXに出向して、一から鍛え直してもらいなさい

by トップ屋 (2014-02-08 19:15) 

NO NAME

ぼへー 近年は、出版物が売れず出版社も困っているのでしょう。
ビジネス書の類でも、「スゴイ・・・」「読むだけで・・・」といった“JAROもびっくり”的な、あざとい題名を付けたり、表紙・装丁を派手にしたり、表紙をマンガにしたり、・・・年々エスカレートしてきているとは感じていましたが・・・

・誰でも書けるような一般論や素人向けの解説本 → 害は少ないが、内容薄いのでインターネットの検索の方がマシ買う必要が無い。

by NO NAME (2014-03-01 22:13) 

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