伝わる説明   [言葉・文章]

芦屋広太の5分で学ぶ「伝わる説明」ワンポイントレッスン
             
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わかりにくい説明の例)
システムトラブルの原因は業務機能設計のミスです。その傾向と対策を説明します。設計ミスの傾向を見ると、業務機能間のデータの相互連携の確認もれ、誤解に関するものが多いようなので、もっと現場のメンバーにちゃんと確認するように言う必要があると考えます。各上長に徹底することが必要です。

 
例えば、ある機能では、機能設計説明書やデータ項目マニュアルなどの文書群に書かれていない機能やデータを前提に設計されていました。調査の結果、過去にシステムトラブルがあったときに、暫定対応として修正し、そのままになっている状態が今も残っており、文書群の整備もれになっていました。その他の事例はよく調べてみないと分からないのですが、全体的には、文書整備ができていないし、設計担当者の確認に甘いところもあると思います。

 
再発防止策としては、文書整備を行い、今後は整備もれを起こさないようにすること、設計時は、再度念押しして確認をするよう、メンバーに徹底する方向で考えたいと思います。
 ↓  ↓  ↓
わかりやすい説明の例)
1.主張: 
最初に結論を説明します。再発防止策ですが、傾向分析の結果、「設計文書の整備もれ」と「設計者の確認不足」があると判断できるので、これらを強化する具体的対策を実施することにします。

2.
理由:
 
設計ミスの傾向分析では、過去5年間の設計ミスに関する報告書、および過去2年間のミスの関係者に対する聞き取り調査を実施して、設計ミスの原因を分類しました。


3.
原因:
 
なお、設計担当者が誤解する大きな原因に、設計用文書の整備が徹底できていないことがあります。また、設計担当者の確認が甘いことも大きな原因です。文書整備もれに起因する誤解は48%、設計担当者の確認もれ、誤解によるものが27%ありました。この2つの原因を合計した75%は、相当高いと判断できます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131204/522587/?ST=selfup&P=3 より
 
芦屋広太の5分で学ぶ「伝わる説明」ワンポイントレッスンhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131203/522289/

わかりやすい説明をするためには
http://d.hatena.ne.jp/st43/20131107/1383796731
  

51p+g6N3PkL__AA160_.jpg511vVw1-bnL__AA160_.jpg51TRPB4MP9L__SL160_PIsitb-sticker-arrow-dp,TopRight,12,-18_SH30_OU09_AA160_.jpg にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村

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