〇〇さんへの提言 [ブログ]
2004年、政治家の年金未納問題が話題になりました。そのとき、〇〇さんは「みんなが黙っているから問題は改善しないんだ」と、周囲の人に怒りをぶつけていました。〇〇さん自身は、新聞やラジオ番組にその怒りを積極的に投稿していました。
私は当時、〇〇さんの怒りは無理もないと思いました。しかし、人はそれぞれ様々な問題を抱えています。そのため、何に対して怒りを抱くのかということも人それぞれです。様々な考えを持った人たちで社会は成り立っています。〇〇さんが抱く怒りを他の人が抱かないとしてもそれは仕方のないことです。
かつて私は、ブログをやってみませんかと〇〇さんに提言しました。それは年金問題が大きく取り上げられて数年経ってからでした。〇〇さんは「忙しい」という理由で関心を示しませんでした。人が何に関心を抱くかということは、人が何に対して怒りを抱くかということと同様に人それぞれです。ですので〇〇さんがブログに関心を示さなかったのも無理はありませんでした。
年金問題が盛り上がっているときに私もブログはやっていませんでした。私がブログを始めたのは2010年になってからです。ですので私は、もっと早くからブログをやっていれば〇〇さんに「ブログで怒りを表明してみませんか」と言えたと思います。それは、ブログが多くの人に自分の思いを伝える上で極めて有効な手段(ツール)だからです。
新聞やラジオ番組に投稿してもそれが採用されるとは限りません。ラジオ番組で採用されて放送されたとしても、一回限りの放送で終わりです。それを録音していない限り聴き直すことはできません。しかし、ブログを使えば誰でも自由に意見を表明できます。それは瞬時に多くの人の目に触れる形で公開されます。そして、記録としていつまでも残ります。過去の記事の閲覧も簡単です。インターネットに繋がる環境さえあればどこででも24時間可能です。
新聞に投稿した記事が採用され紙面に掲載されたとしても、一度掲載された記事は多くの記事の中に埋もれてそれを後になって探すのは極めて困難です。しかも新聞への投稿は一方通行です。それを読んだ人の反応は原則として知ることはできません。しかし、ブログの場合は記事の反応が即座に得られます。
ブログを読んだ人が共感するコメントをする場合もあれば、反論するコメントをする場合もあります。共感するコメントはブログをやっていることの励みになります。しかし、批判的なコメントであっても自分の考えを見直すきっかけとすることができます。ブログを始めても最初はなかなかコメントは貰えません。しかし、コメントで読者の反応を知ることができるところにブログの大きな存在意義があります。
私たちが通常の生活で構築できる人間関係は、極めて限られています。地域社会や仕事関係で知り合うことに比べると、インターネットでは知り合う可能性は無限大です。言葉の壁さえなければ、実際に会うことが不可能な外国に住んでいる人とも知り合いになることができます。
「話す」という手段においてその考えを伝える場合には、それがどんなに素晴らしいものであっても伝わる範囲は限られてしまいます。そしてそこにはその一瞬だけという時間の壁があります。しかし、「書く」という手段の一つであるブログの場合、時間の壁を越えて大勢の人に伝えることができます。
どうですか。ブログをやってみることに前向きになってみませんか。
http://mondai-kaimei2011.blog.so-net.ne.jp/2012-05-04 http://blogs.yahoo.co.jp/bakaure_ad_rd/808752.html http://ameblo.jp/masato119/entry-11241059911.html
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