非難を物ともせずに開き直り(?)会見 [情報]
「結果を出して次の世代に引き渡すのが使命」
全柔連の上村春樹会長は、4月26日の会見で第三者委員会の中間報告を受けようやく責任を取ることを表明しました。しかしそれは、決して潔い辞任の表明ではありませんでした。それは、あわよくば辞任せずに済む方便を考えていたのではないかとも思えるものでした。
案の上、それから2ヶ月足らずで上村会長は辞任を撤回しました(6月11日)。理事会では「人心一新すべきでは」という意見も出たようです。しかし、それは考慮されなかったといいます。まさにそれは、日本柔道界においてなくてはならない人材が上村会長であると言っているようなものです。上村会長のその非難を物ともしない不動の姿勢はたいしたものだとも言えます。
しかし、これでまたしても不祥事が発覚したらそれこそその対応が注目されます。今後の全柔連の動向を見守りたいと思います。
上村会長、続投を表明 全柔連理事会で議論せず 2013.06.11
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20130611/spo1306111918008-n1.htm
失態と悪あがき…全柔連会長の呆れるしぶとさ 2013/06/12
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/661743/
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この記事を書いたのが6月19日。それから一カ月と10日余りの今日、上村会長がようやく辞任を発表しました。8月中に辞任するという事です。やれやれという感じです。
by クレーマー&クレーマー (2013-07-30 14:58)