癒されることのない犯罪被害者・遺族の苦悩 [死刑廃止論]
著者からのコメント
昨年の9月、「闇サイト殺人事件」被害者遺族の磯谷富美子さんとお会いしました。私たち一般人には想像もつかないほど、事件の「PTSD]が重症でした。
被害者感情の慰撫から死刑制度存置も必要ですが、それと並行して、自殺の手段に死刑制度を利用するような「通り魔事件」は、確かに抑止力にはなりません。
しかし、彼らが仮釈放等で一般社会に戻れば必ず、新たな被害者を生み出してしまうため、社会正義防衛上の観点からも、死刑制度が必要なのです。
拙著「闇サイト殺人事件の遺言」には、死刑制度が廃止された場合、刑務官の私の観点から、予想される日本の治安状況についても掲載してあります。
拙著でも触れていましたが、死刑執行には犯罪被害者遺族が立会すべきです。
以上、 「議論が噛み合わない死刑問題」 に寄せられたコメントから河村龍一のコメントを抜粋。
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2014-06-19 23:55
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