新年早々のトラブル   [日記]

「あなたの態度は、あまりに礼を失してはいませんか?」という抗議  
      
去年、2013年もあとわずかという時になってようやく一冊の本を読み終わった。よく理解できないところがあったのでそのことを著者に電話とメールで問い合わせた。疑問に思う点はかなりあった。そのためメールで数回に分けて問い合わせたところ著者から抗議のメールが返って来た。まさにそれは、私にとって「晴天の霹靂(へきれき)」だった。 
     
〇〇さん。今後の返信は、一切いたしません。
質問に対して返信しているのに、それに対してのお礼の言葉の一つもない。
宛名も挨拶もないメールを送りつける。電話でいきなり怒鳴りつける。
1年に一度しかない元日から、私の時間を奪っているという意識もない。
あなたの態度は、あまりに礼を失してはいませんか?人に何かを聞く態度ではありません。

       
著者は、私が著者の「時間を奪っている」と言う。しかし私は、少しも返信を強要してはいない。急いで返信を貰いたい時には電話する。じっくり検討して貰いたいために私はメールで問い合わせている。メールの場合は、電話と違ってじっくり言葉を選ぶことができ、正確に疑問を表明できる。だから私はメールを重宝する。電話では「言った」「言わない」というトラブルが起きかねない。
 
      
「時間を割いて返信しているのにそのことへの気配りがない」と、著者は言いたいのかもしれない。しかし、メールを貰ったからと言ってすぐ返信しなければいけないということはないはずだ。電話と違ってメールは相手の都合に配慮した通信手段だ。メールに返信することよりも優先することがあればメールへの返信は後回しでいいはずだ。「(貴重な)時間を奪っているという認識がない」とは少し傲慢ではないか。
  
そもそも著者は、著者のメルマガでいつでもあなたからのおたよりをお待ちしています。匿名でのご意見・ご感想もウェルカムですと言っている。そう言っている以上、読者が疑問に思うことを質問した場合、その疑問に答えることは著者の務めではないのか。著者がその義務を履行することに対してどうして読者が謝意を表明しなければいけないのか。誤植や不適切な表現があった場合、著者こそはそれを指摘した読者に対して謝意を表明すべきではないのか。
   
       
宛名も挨拶もないメール」というのもどうにも解せない。「宛名」とは
メール本文の〇〇様(受信者)のことだろう。しかし、メールでどうしてそれを書かなければいけないのか。メールを間違った送信先に送ることがあるために用心のために「宛名」を表示した方がいいというのか。「挨拶」もそうだ。頻繁にメールのやり取りをしているときにその都度、宛名や挨拶文をどうして書く必要があるのか。
 
      
私は、今年最初の著者へのメールには「明けましておめでとうございます」と書いた。そして今日(2日)、2通のメールを送ったが、その1通目に「おはようございます」とも書いている。まったく挨拶文を省略している訳ではない。
 
     
電話でいきなり怒鳴りつける」と言うが、私は怒鳴りつけた覚えはない。その時の電話のやり取りを私は録音していた。それを改めて聴き直してみたが、決して怒鳴ってはいない。確かに感情的に高揚したところはあった。しかしそれは、一刻も早く自分が抱いた疑問について確証を得たかったからであった。著者は私が抱いた疑問を素直に認めた。だから、私が怒鳴る必要はどこにもなかった。
 
      
どうしてこういう展開になるのか。反省すべきところがあるとしたらそれはどこか。じっくり検証したい。        

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メール本文では挨拶文は書くべきなのか?
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メール術 - 相手の感情を崩さないテクニック 

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クレーマー&クレーマー

>今後の返信は、一切いたしません。

当方としては別に返信がなくても何ら困る訳ではない。返信がなければ疑問をブログで公開するだけのこと。拙いブログではあるが、著者の対応の問題点を指摘する価値は十分ある。

著者は1年前から毎日メルマガを配信していた。そのメルマガがここ数日届かない。恐らく、「メールの返信をしない」と決めた時点で、メルマガの配信を個別に停止したのだろう。

何という愚かな対応か。今までのメールアドレスでメルマガが配信停止になったとしても他のメールアドレスで配信を希望することができる。昨日、別のメールアドレスで登録したところ、今日そのメールアドレスにメルマガが配信されていた。

著者としては迷惑な読者として排除したつもりなのだろうが、その対応は決して賢明だとは言えない。何とも情けない。「いやはや……」という感じだ。

by クレーマー&クレーマー (2014-01-05 18:50) 

クレーマー&クレーマー

やっぱり思っていた通り。
メールでの質問に回答拒否。
それに加えてメルマガの配信拒否。
同じメールアドレスで再登録してみたところ、

「メールアドレス********@******.jp は登録が禁止されています」

何という安直な対応か!!
配信を拒否しても他のメールアドレスで受信可能だし、
知人に登録して貰って転送して貰うこともできる。
ネットでありとあらゆる情報が入手できるというのに
あまりにもその対応は稚拙極まりない。
新年早々、とんだお笑いだ。

by クレーマー&クレーマー (2014-01-06 13:11) 

クレーマー&クレーマー

おかしな営業姿勢だと言わざるを得ない。
読者の疑問に対して答えることを拒否し、メルマガも配信を停止することは、「あなたは私の本の読者としてふさわしくない」と言っているに等しい。
何という思い上りか。
メルマガの配信停止によって著者からの直接のメッセージは届かなくなった。
しかし、他の手段でそれをカバーできる。
仮に著者がすべての読者に対してメルマガの配信を停止したとしても、これまでに発行した著書に著者のメッセージをくみ取ることはできる。
いくらなんでも著書の購入までも禁ずることはできないだろう。
購入しなくても図書館で読むこともできる。
まったくその対応には呆れるほかない。

by クレーマー&クレーマー (2014-01-07 11:11) 

クレーマー&クレーマー

著者は簡潔に書くことを主張する。しかし、説明不足(言葉足らず)のために何を言いたいかが伝わらなければ簡潔であっても意味がない。

>宛名も挨拶もないメールを送りつける

この意味がよくわからない。著者が言いたいのは、メールする場合、その都度、宛名と挨拶文を書けということか。頻繁にメールをやり取りする場合、それは必要ないだろう。

私は、今年の最初のメールでは「あけましておめでとうございます。新年早々ですが、質問します」と、明確に年始の挨拶文を入れている。

著者は事実誤認に基づいて批判している。冷静になって事実関係を見つめ直して貰いたい。

by クレーマー&クレーマー (2014-01-07 21:05) 

クレーマー&クレーマー

著者は、その著書の中で他の作家の著書を引用している。わかりやすく説明する上でそれは、比喩と同様にひとつの手段である。

私はその本をまだ読んでいなかった。そこで私は、「かなり評判のいい本みたいですので私も読んでみようと思います。いい本を紹介して頂き感謝します」と、謝意を表明した。

私なりにマナーは心得ているつもりだ。それを著者は、頭ごなしに私を否定した。著者のあの文章だけを見る限りにおいては、私はとんでもない無礼者だと思われても仕方ない。

しかし、実際はそうではない。著者はとんでもない事実誤認をしている。著者の賢明な対応を求めたい。

by クレーマー&クレーマー (2014-01-07 21:54) 

NO NAME

注意や指摘が上手な人の話し方には、共通して、相手のプライドを傷つけずに伝えるという配慮があります。その上で言うべきことを的確に伝えます。しかし、相手のプライドを傷つけずに注意するのは容易ではありません。
http://kiirowa.biz/phrase/phrase1/contents.html

by NO NAME (2014-01-08 16:12) 

クレーマー&クレーマー

コメントするとき、「コメント失礼します」と断り書きをする人がいる。
コメントを貰う側からすればコメントがあるということはありがたいことだ。
批判的なコメントは喜ばれないかもしれないが、コメントすることのどこが「失礼」なのか。
コメントするたびに「コメント失礼します」と断り書きを入れるのは、メールでその都度、挨拶文を入れるようなものだ。
もっとも、メールに挨拶文が入っていない、あるいは「宛名」が入っていないとして気分を害する人もいるが……。

by クレーマー&クレーマー (2014-01-12 11:16) 

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