Q&Aサイトの活用 23   [言葉・文章]

どうにも理解できない文章

 

小説「人生逆戻りツアー」(泉ウタマロ・著)にどうにも理解できない文章がありました。

 

私は明らかにおかしい(校正ミス?)と思うのですが、皆さんはどう思われますか。

 

問題の箇所は次の部分です(68ページ)。

 

[離婚阻止計画その4]

 離婚反対のビラを作り家の中すべてに貼り付ける

 

しかし……これはあまりにも子供っぽい。しかも日常生活に障害が起きるし、彼女は予定を早めて出て行ってしまうかもしれない。そしたらあてもない訴えを大声で叫び続けるビラを、一枚一枚はがすか、あるいはずっとそのままで共に暮らしてかどちらかだ。それ大変な苦痛を伴う。

 

以上です。私がわからないのは、「そしたら」以降のところです。

 

この「そしたら」とは、「彼女が予定を早めて出て行ってしまったら」という意味ではなく、「彼女が予定よりも早く出て行かないようにするためには」という意味だと思います。つまり、彼女が少しでも長く家にいてくれるようにするためには、「ビラを一枚一枚はがす」か、「ずっとそのままで共に暮らして行く」しかないという事になります。

 

しかし、その解釈自体が釈然としません。私はその文章をそういうふうにしか解釈できません。ここでいうところの「あるいは」とは、ビラを「一枚一枚はがす」という行為と、「共に暮らして行く」という行為とを選択するためのものです。その記述も私はどうにも理解できません。

 

「共に暮らして行く」という意味もよくわかりません。彼女が出て行くというのにどうしてそういう選択ができるのでしょうか。何が「大変な苦痛」なのかということもよくわかりません。ここは「それも」ではなく、「どちらにしても」ではないでしょうか。

 

皆さんはこの文章をどう理解されますか。

 

A)何らおかしくない。つまり、……

B)やはりおかしい。つまり、……

C)不明

 

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