無名の人が書いた小説なんて・・・   [ブログ]

唯一ほしいと思う文学賞は、ノーベル文学賞
  

>正直「無名の人が(失礼しました!)書いた小説なんて」と全く読書欲が沸きませんでした。
  

これは僕自身がそうだろうと感じていることです。
  

このブログへの訪問者数は記事をアップしないときでさえ毎日100人を超え、YouTube動画の再生視聴数は一日平均500回以上あるにもかかわらず、僕のメインの活動である小説は、ほとんど売れない状態にある。それはつまり、僕の書く作品が信頼されていないことが原因だと思っています。
  

小説は写真や動画と違い、ぱっと見で判断できないものです。文章力は少し読めば分かるにしろ、その内容が小説として面白いかは、しばらく読んでみないと分かりません。もっと言えば、買って良かったかは、結末まできちんと読まないと分からないものです。
  

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本の場合、現在は小説などは出版社の企画出版でも、初版3000部ということがあります。それが全部売れても、製作コストとどっこい。僕の場合は1500冊作製しましたが、なんだかんだで200万円弱掛かっています。それが自分で売れば1700円、書店で売れれば850円の利益ですから、全部売れてギリギリ損得なしです。もちろんそれは理想的な売れ方をした場合であり、現状は完全な赤字です。
   

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僕が小説を書いていることを知ると、出会った人たち(未読者)はよく「直木賞とか取れるといいですね」と言ってくれます。まあ一種のお世辞です。僕は苦笑いでうなずきますが、内心は「そんなレベルじゃない」と思っています。
   

僕が一番の情熱を注いだ「夏の翼」を書くに当たって意識したのはゲーテの「ファウスト」やアンデルセンの「人魚姫」や「聖書」といった、永遠の古典と言っていい物語です。

 

近代の文学賞を取ろうなんて気持ちはありませんでした。もちろん、ただ賞を与えられただけで(看板が付いただけで)その本は売れるようになりますからいただければ嬉しいですけどね。それは僕の作品の栄誉ではなく、その賞の栄誉でしょう。

    

唯一ほしいと思う文学賞は、ノーベル文学賞くらいでしょうか。
 

http://blogs.yahoo.co.jp/nz_red_frog/54751636.html  より (抜粋)

「あなたの作品は、大賞は逃しました。しかし、審査員特別賞を獲得しました。素晴らしい作品ですので選ばれました。出版しませんか」というのが、自費出版会社の顧客獲得の手法だ。「このまま日の目を見ないというのは惜しい。世に問う価値がある」などとおだてられて、その気になってはいけない。無名の著者の本が簡単に売れるはずはない。
  
「著者の分身また子供である作品が、多くの読者・人との出会いの場を創造し、公的な財産として永久に定着することは、表現者なら誰でも夢見ることではないでしょうか。時間と距離を越えて多くの人に読み継がれていく本を出版していきませんか」 
 
こういうふうにして著者と出版契約を結んでおきながら、その後、出版社は何の営業活動もしない。これは、自費出版会社にとってよくあり得ることである。まさに、出版社の本心は言わずもがなということだ。
 
夏の翼」(井上勝夫・著)は、電子書籍である。  『SASURAIらいふ』ホームページ『電子書籍』のページにて購入できる。 
  
SASURAIらいふ
http://sasurailife.web.fc2.com/



             

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http://www.kobeport.net/news/kyodo.html
   
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