東日本大震災から3年と7ヶ月 [東日本大震災]
石原伸晃氏の発言に関して、まさに「この親にしてこの子あり」という辛辣な批判
以下、原発被災地担当の環境相の石原伸晃氏の発言に関して、藤原新也さんのブログより転載(抜粋)。
この親にしてこの子ありとは良く言ったもので、伸晃も親の慎太郎同様”弱者嫌い”で慎太郎は一度も伸晃もほとんど被災地に足を運んだことがない。
幼少期に何かトラウマがあるのか、弱者を見ると虫ずが走るらしい慎太郎が震災地に足を運ばないのは致し方ないとしても、伸晃はまがりなりにも原発被災地担当の環境相である。
「石原さーんと呼び止めたんですが、後ろを向いたままチョンと片手を上げてそそくさと出て行ってしまいました。
せっかく被災者の生の言葉を聴く機会があるというのに、ほんとうにもったいないことです」
伸晃の言った「最後は金目」でしょの金目とは「最後は金目的でしょ」という意味だが、現地のことを知ろうともせず、あいつらは金目的だと決め込んでいるこの男はやはり、他者のことをまったく理解しょうともせず、自分本位の誤解を押しつける親の性格そっくりで、今回の屁のような出来事を見るとやはりオヤジを思い出す。
いつだったか、オヤジは知った風な顔をして「(生活に困った若者が泊まる)ネットカフェなんてあんなもんファッションだよ。一日1500円も払ってるんだから、金がなきゃ下町の山谷なんかに行けば300円でも400円でも泊まるところはあるんだから、そこに泊まりゃいい」
と言って台東区の区長がそんな安く泊まれる寄宿は世の中にはないと、コメントしていたが、要するに世間知らずのお坊ちゃんがしたり顔で世間を語りはじめるとロクなことはないという親の行状パターンがあたかも遺伝子のように立ち現れたのが今回の「金目」発言ということになる。
どうやらほとんど行かなかった原発被災地に伸晃は行って、今回の失言を謝るそうだが、これは失言ではなく親由来の家訓のようなものだから謝ったから何が変わると言うような代物ではない。
もし謝罪したいという改悛の気持ちがあるのなら自己保身のための謝罪行脚ではなく、そのまま被災地に居残って被災地の現状を見て回るのが本当の謝罪である。
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2014-10-11 23:55
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