わかりやすい文章とは [言葉・文章]
高橋恵治さんへ質問
次の文章は、AよりもBがいいと思うのですが、どうでしょうか。
A 講師の高橋さんが、武蔵野デジタル出版主催で行った3時間のセミナーでも参加者全員がアウトラインを作成できたので、再現性は100%です。
B 武蔵野デジタル出版主催で講師の高橋さんが行った3時間のセミナーでも、参加者全員がアウトラインを作成できたので、再現性は100%です。
この文章は、
講師の高橋さんが武蔵野デジタル出版主催で3時間のセミナーを行なった
参加者全員がアウトラインを作成できた
だから、再現性は100%
を一つにまとめたものです。
この文章の重要なポイントは、「高橋さんが」ではなく、「参加者全員が」です。Aでは、「高橋さんが」何をしたのかということが強調されます。「参加者全員が」を強調するのなら、Bの方が適切ではないでしょうか。
以上、高橋さんへのメール(4日)全文。
要するにこれは、句読点をどこに打つかという問題。打つ場所を間違えれば意味が大きく変わる。文章の基本だ。そういう基本的なことが疎かにされている文章が少なくない。文章術指南の本にそういうミスがあることがある。呆れる他ない。
http://ribosomaltranslator.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-c3b9-1.html
【365日の書く力!】自力で文章がうまくなるには2 (2014.6.4 配信) より
文章力・知識・スキルが全くゼロの状態から著者デビューする具体的な方法
http://leon-ebooks.jp/kindle/lp0002
書評 「3ステップで稼げる文章術」
http://mondai-kaimei2011.blog.so-net.ne.jp/2014-01-01
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文章は一字にては成立せず、その一字は文章全体の影響を受け、従って伝えたいことが伝われば誤字であっても誤字にはならず、相手がそれを誤字であると認識できれば、これでも効果は同じです。ですから、呂氏ではないのですから、完璧で有る事を求める必要は有りません。かの芥川龍之介でも最晩年の文章末文付近は文書的整合性が取れていません。意味不明なのですが、この文章を書いて彼は死ぬ事になります。死を目前にした彼の心情がこの混乱した文章からうかがい知れる訳です。誤字も大切なその時の自身の心情、状況と言うものです。この辺を解らない者は誤字をあげつらいますが、彼等は文章を読んでいるのではなく、その時のその人の心情を理解する努力を忘れ、ただ人の失敗を探して喜んでいるだけ、つまりはそんな者に釈明など無意味な事と言うものです。私は誤字も大切な文章だと思っているかも知れません。
http://blogs.yahoo.co.jp/f_asadaca1wannet/33310413.html#33427510
2015/4/20(月) 午前 6:02 by オールドパッション
by クレーマー&クレーマー (2015-04-27 09:28)