ビートたけしのTVタックル [言葉・文章]
説得力に欠ける発言の数々
「ビートたけしのTVタックル」(2014年4月7日 放送)で、「女装家」のミッツ・マングローブ氏は死刑賛成者として発言した。一見して饒舌な喋り方だったが、その言っていることは、極めて訳がわからないものだった。
これは、「死刑について論じるときには、裁く側に立つのでなく、裁かれる立場に立つべき」というふうに解釈できる。しかし、なぜ裁かれる側に立って論じなければいけないのかということについては何ら説明していない。さらには、裁かれる立場に立って論じるということがどういうことかもよくわからない。
これでは「あっ、そう」で終わりとなる。「だから、どうなのか」ということが伝わらないことには何の意味もない。
この番組は、収録の時における発言の多くをカットしている( ⇒ 村野瀬玲奈 の秘書課広報室)。どうしてこういう訳のわからない発言をカットしないのか(カットしたら使えるシーンがない?)
「償おうと思って死刑になっていくこと」は、何と対比しているのか。言い換えるとすれば、どう言い換えることができるか。言い換えることができるという人がいたら教えて貰いたい。
もしかしたらこれは、「死刑になっていくこと」よりも「死刑にならないような生活をしていくこと」が大切だということか。しかし、そうだとしても言っていることがどうにも腑に落ちない。「だからどうなのか」という疑問が残る。
動画 ⇒ http://youtu.be/-avHJztgzLE
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2014-05-13 15:45
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