作家・村上春樹   [出版]

世界に誇れる日本の小説家

  

村上春樹の考える「小説家に重要な資質」とは?

http://matome.naver.jp/odai/2133612990889653101

説家にとってもっとも重要な資質は、言うまでもなく才能である。文学的才能がまったくなければ、どれだけ熱心に努力しても小説家にはなれないだろう。これは必要な資質というよりはむしろ前提条件だ。燃料がまったくなければ、どんな立派な自動車も走り出さない。

しかし才能の問題点は、その量や質がほどんどの場合、持ち主にはうまくコントロールできないところにある。量が足りないからちょっと増量したいなと思っても、節約して小出しにして出来るだけ長く使おうと思っても、そう都合良くはいかない。

才能というものはこちらの思惑とは関係なく、噴き出したいときに向こうから勝手に噴き出してきて、出すだけ出して枯渇したらそれで一巻の終わりである。

『走ることについて語るときに僕の語ること』より

  

これは、「走ることについて語るときに僕の語ること」という村上春樹氏の著書で語っていることだといいます。私は、村上氏の著書はまだ一冊として満足に読んでいませんが、その言っていることはどうにもよく理解できません。そもそも、この著書のタイトルにして私には違和感を覚えます。「語るときに語る」という言い方はないだろうと思います。そういうタイトルにすることで自己主張したいという事かとは思いますが、私は共感できません。

  

ここで村上氏がいう才能は、天分のものという事だろうと思います。しかし、努力して培われるものもあるのではないのでしょうか。村上氏は、自分の才能に自惚れているところがあるのではないのでしょうか。村上氏に才能がある事は、その作家としての実績が物語っていると言っていいでしょう。

  

村上氏の作家としての実績は、国内だけでなく世界的に認められています。村上氏を批判する声は当然ありますが、作家としての実績がそれを跳ね返していると言っていいのではないでしょうか。1987年発表の「ノルウェイの森」は、単行本・文庫本等を含めた日本における発行部数は1000万部を超えているといいます。これが、外国でも翻訳されて売れているというのですから、多少の批判があっても動じないのは無理もないところです。

  

私もその作品を読んでみようと思っています。しかし、それがいつになるかは定かでありません。村上氏の作品よりも読みたい本が他にいっぱいあるために、永久に無理と言えるかもしれません。

 

村上春樹氏の作品の解釈

http://mondai-kaimei2011.blog.so-net.ne.jp/2012-10-25

  

                                     
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。