「真夜中の看守長 ルナーミッション」 19 [出版]
更正の可能性のない者は存在する
刑務官は誰でも、自分が担当した受刑者が出所するときは「もう戻って来るなよ」と思うはずです。実際に声を掛ける機会があればそういう励ましの言葉を掛けるはずです。しかし、その多くは裏切られてしまいます。
河村龍一もそういうことを何度も経験しました。しかも、そのうちの一人は出所してからわずかな期間で殺人を犯しました。そういう事を経験して刑務官としての無力感をいやというほどに味わいました。その思いがその著書に込められています。
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