いつか来る日のために [情報]
今日は防災の日
東日本大震災からもうすぐ1年半になります。その被害の規模は想定を超えるものでしたが、大きな地震が発生し、津波に襲われる危険性は指摘されていました。先月29日には、東海、東南海、南海地震などが同時発生するマグニチュード9級の「南海トラフ巨大地震」についてもその被害の予想が発表されました。それによると、死者数は最大で32万3000人。そのうち津波による死者は全体の7割の23万人に達するといいます。
これは決して他人事ではありません。その地域を生活圏としていなくても旅行や仕事で訪れているときにその被害に遭う可能性もあるわけです。そして、経済に大きな打撃が生じた場合には私たち一人一人の生活に影響が出て来ます。すべての人が真剣に考えなければならない問題だと思います。
今日、NHKテレビで特集番組が予定されています。ぜひ見て参考にしようと思います。
放送:9月1日(土)総合テレビ 午後4時~4時58分
1万8000人を超える死者行方不明者を出した東日本大震災。一命を取りとめた人たちは、生と死のはざまで壮絶な体験をしました。「あの日 わたしは」でこれまでに放送してきた100人におよぶ証言の中には、痛切な反省の念と貴重な教訓が詰まっています。防災の日にその証言を改めて紹介し、“いつか来る大地震と巨大津波”に備えるための防災・減災を考える一助にしていただければと思います。出演は、防災対策推進検討会議委員・関西大学教授 河田恵昭さん。(← NHKワールドプレミアム )
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